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元田中駅

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元田中から転送)
元田中駅
出町柳行きホーム(2020年5月)
もとたなか
Mototanaka
E01 出町柳 (0.9 km)
地図
所在地 京都市左京区田中南大久保町32-1[1]
北緯35度2分5.84秒 東経135度46分53.01秒 / 北緯35.0349556度 東経135.7813917度 / 35.0349556; 135.7813917座標: 北緯35度2分5.84秒 東経135度46分53.01秒 / 北緯35.0349556度 東経135.7813917度 / 35.0349556; 135.7813917
駅番号  E02 
所属事業者 叡山電鉄
所属路線 叡山本線
キロ程 0.9 km(出町柳起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
551人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1925年大正14年)9月27日[1]
備考 無人駅
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元田中駅(もとたなかえき)は、京都府京都市左京区にある叡山電鉄叡山本線。駅番号はE02

歴史

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  • 1925年大正14年)9月27日京都電燈が経営する叡山電鉄平坦線の駅として開業[2]。現在より100メートルほど出町柳寄りにあった[3]
  • 1942年昭和17年)3月2日:会社譲渡により京福電気鉄道叡山本線の駅となる[2]
  • 1943年(昭和18年)7月10日京都市電東山線が延伸開業し、叡電前停留場設置[4]。(なお、市バスの叡電前は出町柳駅前にあった)特認により東大路通とは交差点となる。
  • 1949年(昭和24年)
    • 12月11日:京都市電東山線から山端駅(現宝ケ池駅)までの乗り入れ運転開始。この乗り入れは、京都競輪場(宝ヶ池競輪場、現宝が池公園こどもの楽園)への観客輸送のためのもので、競輪開催日にのみ実施された。
      • 乗入運行は京都市電の1000系が使用され、低床車であったため市電側の停留場(双方向とも交差点南側に設置)を使用した。乗り入れ廃止後に市電南行の停留場は交差点北側に移設され、4方向とも交差点手前で乗降を行うように改められている。
    • 12月17日:現在地に移転[3]
  • 1955年(昭和30年)9月1日:この日限りで京都市電からの乗り入れ運転を終了[2]。乗り入れ廃止後も、連絡する渡り線は長い間残されていた。
  • 1978年(昭和53年)10月1日:京都市電が廃止[2]。東大路通交差点を踏切に変更。この後の市電軌道撤去工事にて、残っていた渡り線の一部を完全撤去(双方のポイント部分等は比較的早期に撤去されたが、中間部分の一部や道路の舗装に隠れた部分はこのときまで存在していた)。
  • 1986年(昭和61年)4月1日:会社譲渡により叡山電鉄の駅となる[2]

駅構造

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千鳥式ホーム2面2線を持つ無人駅出町柳行きホームにのみ券売機が設置されており、8時から20時30分の間稼動する[1]。両ホームとも約1両分の長さの上屋が設置されている。

かつて京都市電と平面交差していた名残から上下ホームは東大路通を挟んで両側に分かれている(下りホームは西側、上りホームは東側)。1949年から1955年までは京都市電が宝ケ池駅まで乗り入れていたため、渡り線が設置されていた。この詳細については歴史の項目を参照。

上下共にバリアフリーには対応していない。ホームまで階段のみのため、車椅子等での利用には介助者が必要となる。

のりば

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番線 路線 方向 行先
西側 叡山本線
鞍馬線直通
下り 八瀬比叡山口方面
貴船口鞍馬方面
東側 叡山本線 上り 出町柳方面

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

駅周辺

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駅周辺の田中地区はかつて京都府愛宕郡田中村に属し、古くから「田中の里」と呼ばれてきた地域である[5]。田中地区は元来この田中の里を中心に発展してきたもので、これが「元田中」の駅名の由来とされる[5]

京都大学などが近くにあり、上下ホームの間を走る東大路通沿いは学生相手の飲食店や近隣住民が買い物する店が並ぶ商店街(田中京極商店街[注 1])となっている。

バス路線

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東大路通沿いに「叡電元田中」停留所があり、京都市営バスの下記の路線が経由する。なお、同停留所は京都バス臨東山系統も経由する[8]

南行

北行

隣の駅

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叡山電鉄
叡山本線
出町柳駅 (E01) - 元田中駅 (E02) - 茶山・京都芸術大学駅 (E03)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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注釈

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  1. ^ 「京極」が付く商店街の1つであり、同商店街は1963年(昭和38年)に誕生した[6]

出典

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  1. ^ a b c 各駅情報 | 元田中駅”. 叡山電鉄. 2016年2月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、14-15頁。 
  3. ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、40頁。ISBN 978-4-10-790027-2 
  4. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、37頁。ISBN 978-4-10-790027-2 
  5. ^ a b 山谷和弥『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』カギコウ、1992年、16-17頁。ISBN 4-7970-4901-4 
  6. ^ 京都新聞社. “「〇〇京極」がいっぱい、京都特有の商店街名 なんで「△△銀座」ちゃうの?”. まいどなニュース. 2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月10日閲覧。
  7. ^ 東雲湯”. 【公式】京都銭湯 京都の銭湯100軒以上をご紹介. 銭湯をさがす. 京都府浴場組合. 2023年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月10日閲覧。
  8. ^ 叡電元田中:時刻表”. 京都バス. 2023年12月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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