元号を改める政令
表示
元号を改める政令(げんごうをあらためるせいれい)と呼ばれる日本の政令には、以下の2本のものがある。
以下の2本とも、第125代天皇・明仁の署名によって公布された(そのうち、2019年(平成31年)4月1日に公布された令和の元号を定める政令は、新天皇(第126代天皇)となる皇太子徳仁親王の即位を前に準備に万全を期す観点から事前公布される形となったため、同月30日をもって退位する明仁が署名を行ったものである。)。
- 元号を改める政令 (昭和六十四年政令第一号) - 昭和天皇の崩御及び皇太子明仁親王の即位(共に1989年(昭和64年)1月7日)に伴い、同日に公布。元号法(1979年(昭和54年)制定)に基づく初めての改元で、新元号を「平成」とした。施行は1989年(平成元年)1月8日。
- 元号を改める政令 (平成三十一年政令第百四十三号) - 皇室典範特例法による第125代天皇・明仁の退位(2019年(平成31年)4月30日)及び皇太子徳仁親王の即位(2019年(令和元年)5月1日)に伴い、その1ヶ月前の2019年(平成31年)4月1日に公布。憲政史上初となる天皇退位を受けた改元で、新元号を「令和」とした。元号を新天皇の即位前に事前公布するのも憲政史上初。施行は2019年(令和元年)5月1日。