儀式 (アルバム)
『儀式』 | ||||
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テスタメント の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ロサンゼルス ワン・オン・ワン・レコーディング[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、スラッシュメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | トニー・プラット | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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テスタメント アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Electric Crown」 - YouTube 「Return To Serenity」 - YouTube |
『儀式』(原題:The Ritual)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、テスタメントが1992年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。本作リリース後にアレックス・スコルニック(後に復帰)とルイ・クレメンテがバンドを脱退し、デビュー時のラインナップによる最後のアルバムとなった。
背景
[編集]従来の作品よりもスピードを抑えた作風となった[6]。エリック・ピーターソンは2012年、MetalAssault.comのインタビューにおいて本作を「テスタメントのレコードとしては気楽に聴けるけど、極めてメロディックだ。"Return to Serenity"や"Electric Crown"等の良い曲を作ったけど、ドラムは…聞いての通りイージーかな」と形容している[7]。「エレクトリック・クラウン」のミュージック・ビデオには、映画『ロストボーイ』で知られる俳優ビリー・ワースが出演した[8]。
テスタメントの従来の作品は、メガフォース・ワールドワイドが原盤権を持ちアトランティック・レコードから配給されていたが、本作リリース前に両社の契約が切れ、テスタメントは最終的にアトランティックの所属バンドとなった[9]。
反響
[編集]母国アメリカのBillboard 200では55位に達し、2012年のアルバム『ダーク・ルーツ・オブ・アース』が全米12位の大ヒットとなるまで自己最高記録であった[3]。また、「リターン・トゥ・セレニティ」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで22位に達した[3]。
イギリスでは1992年5月30日付の全英アルバムチャートで48位を記録するが、2012年に『ダーク・ルーツ・オブ・アース』が全英57位を記録するまでの20年間、バンドはイギリスにおいてヒットに恵まれなくなる[2]。
収録曲
[編集]1.はインストゥルメンタル。
- サインズ・オブ・カオス "Signs of Chaos" – 0:30
- 作曲:アレックス・スコルニック
- エレクトリック・クラウン "Electric Crown" – 5:30
- 作詞:チャック・ビリー、アレックス・スコルニック/作曲:アレックス・スコルニック、エリック・ピーターソン
- ソー・メニー・ライズ "So Many Lies" – 6:04
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、デル・ジェイムス/作曲:アレックス・スコルニック、エリック・ピーターソン
- レット・ゴー・オブ・マイ・ワールド "Let Go of My World" – 3:47
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- 儀式 "The Ritual" – 7:27
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
- デッドライン "Deadline" – 4:46
- 作詞:アレックス・スコルニック、チャック・ビリー/作曲:アレックス・スコルニック
- アズ・ザ・シーズンズ・グレイ "As the Seasons Grey" – 6:12
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
- アゴニー "Agony" – 4:00
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- ザ・サーモン "The Sermon" – 4:41
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- リターン・トゥ・セレニティ "Return to Serenity" – 6:30
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- トラブルド・ドリームズ "Troubled Dreams" – 5:03
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
参加ミュージシャン
[編集]- チャック・ビリー - ボーカル
- エリック・ピーターソン - リズムギター、リードギター
- アレックス・スコルニック - リードギター、リズムギター
- グレッグ・クリスチャン - ベース
- ルイ・クレメンテ - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- ショウン・クロスビー - ヴォイス
脚注
[編集]- ^ Testament (2) - The Ritual (CD, Album) at Discogs
- ^ a b TESTAMENT | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ a b c “Testament - Awards”. AllMusic. 2016年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月24日閲覧。
- ^ ORICON STYLE
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ Marsicano, Dan. “Testament Profile”. About.com. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月24日閲覧。
- ^ Testament's Eric Peterson Talks In Detail About "Dark Roots Of Earth" | Metal Assault: Interviews - article by Aniruddh "Andrew" Bansal - 2014年8月2日閲覧
- ^ Metal-Rules.com News, Interviews, Concert Reviews >> TESTAMENT - Alex Skolnick - article by Marko Syrjala - 2014年8月2日閲覧
- ^ 日本盤CD(AMCY-3097)ライナーノーツ(増田勇一、1992年4月)