僕は御免だ
僕は御免だ | |
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But Not for Me | |
監督 | ウォルター・ラング |
脚本 |
ジョン・マイケル・ヘイズ サムソン・ラファエルソン(原作) |
製作 |
ウィリアム・パールバーグ ジョージ・シートン |
出演者 |
クラーク・ゲーブル キャロル・ベイカー リリー・パルマー リー・J・コッブ |
音楽 | リース・スティーヴンス |
撮影 | ロバート・バークス |
編集 | アルマ・マクロリー |
製作会社 | パールシー (Pearlsea) |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 |
1959年8月19日 1960年2月24日[1] |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | 250万ドル(US/カナダ推計)[2] |
『僕は御免だ』(ぼくはごめんだ、But Not for Me)は、クラーク・ゲーブルとキャロル・ベイカーの主演により、1959年に公開されたパラマウント・ピクチャーズのコメディ映画[3]。本作は、1934年に発表されたサムソン・ラファエルソン作の舞台劇『Accent on Youth』を原作としている。
あらすじ
[編集]ラス・ウォード(クラーク・ゲーブル)は、元妻のキャサリン(リリー・パルマー)に慰謝料を払い続けているブロードウェイのプロデューサー。ウォードは、実績はあるが不調が続いている劇作家マクドナルド(リー・J・コッブ)に新作を書かせようとしていたが、彼が書き上げた初老の男と若い娘の恋物語に納得がいかず、上演を断念する。ウォードは上演の断念とともに、雇っていた若い美人の秘書エリー(キャロル・ベイカー)に解雇を告げたのだが ...。[1]
キャスト
[編集]- クラーク・ゲーブル ... ラッセル・"ラス"・ウォード (Russell "Russ" Ward)
- キャロル・ベイカー ... エリー・ブラウン / ボーデン (Ellie Brown / Borden)
- リリー・パルマー ... キャスリン・ウォード (Kathryn Ward)
- リー・J・コッブ ... ジェレミア・マクドナルド (Jeremiah MacDonald)
- バリー・コー ... ゴードン・レイノルズ (Gordon Reynolds)
- トーマス・ゴメス ... デメトリオス・バコス (Demetrios Bacos)
- チャールズ・レイン ... アトウッド (Atwood)
- ウェンデル・ホームズ ... モンゴメリー (Montgomery)
- トム・ダガン ... ロイ・モートン (Roy Morton)
同じ原作により先行した作品
[編集]1935年の映画『青春の溜息 (Accent on Youth)』は、ハーバート・マーシャルとシルヴィア・シドニーが主演した[4]。ミュージカル映画として製作された1960年の映画『Mr. Music』は、ビング・クロスビーと ナンシー・オルソンが主演した[5]。
小説化
[編集]この映画の脚本に基づいて書かれ、一定の評価をされた小説化作品に、アメリカ合衆国の作家エドワード・S・アーロンズ(1916年 - 1975年)が変名エドワード ・ロンズ (Edward Ronns) として発表し、マス市場に出回った Pyramid Books の廉価版ペーパーバック(定価35セント)があり、1959年9月に発売されたこの本は、著作権がパラマウント・ピクチャーズ社に帰属していた。アーロンズは、主人公サム・デュレル (Sam Durell) が活躍するスパイ小説シリーズ「Assignment」の一連の作品で広く知られた。