倉敷カントリー倶楽部
倉敷カントリー倶楽部 Kurashiki Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 岡山県倉敷市二子1943番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1963年(昭和38年)11月10日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 間野 貞吉 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 倉敷開発株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トーナメント | ・1975年 第43回 日本プロゴルフ選手権大会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 倉敷カントリー倶楽部 |
倉敷カントリー倶楽部(くらしきカントリーくらぶ)は、岡山県倉敷市二子に広がるゴルフ場である。
概要
[編集]1930年(昭和5年)、高梁川の河川敷に、「吉備ゴルフ倶楽部(後の「岡山霞橋ゴルフ倶楽部」(1930年(昭和5年)開業、設計・J・E・クレイン)が開場したことに始まる[1]。その後、「岡山ゴルフ倶楽部・帯江コース」(1953年(昭和28年)開場)、「玉野ゴルフ倶楽部」(1961年(昭和36年)開場)、「岡山カントリークラブ・桃の郷コース」(1962年(昭和37年)開場)、そして、県下第5番目に「倉敷カントリー倶楽部」のゴルフ場である[1]。
倉敷カントリー倶楽部の建設は、1953年(昭和28年)から建設が始まった水島臨海工業地帯の拡充のためである[1]。工業地帯にはゴルフ場があるのが一般的であり、財界人たちも水島臨海工場地帯にもの気運が起きていた[1]。そして、財界の倉敷紡績株式会社・大原総一郎から提案が出された[1]。1962年(昭和37年)6月、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体である「倉敷開発株式会社」が設立され、倉敷レイヨン株式会社、倉敷紡績株式会社らが出資、大原が社長に就任した[1]。
コース建設用地は、備前国都宇郡深井郷二子(現・岡山県倉敷市二子)で、古墳時代を偲ばせる遺跡がある[1]。また、倉敷の美観地区、大原美術館にも近い場所である[1]。コース設計は間野貞吉に依頼、工事は株式会社大林組が行い、 1963年(昭和38年)11月10日、18ホールのゴルフ場が開場された[1]。
コースは、歴史を物語る松の木の巨木が各ホールをセパレートし、フェアウェイは起伏に富み個性豊かな戦略性に富む丘陵コースである[2]。また、日本のプロゴルフメジャー大会の1つ、日本プロゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する、日本プロゴルフ選手権大会などの開催実績がある。
所在地
[編集]〒701-0115 岡山県倉敷市二子1943番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1963年11月10日
- 設計者 - 間野 貞吉
- 面積 -730,000 m2(約22万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,763ヤード、コースレート72.3
- グリーン - 1グリーン、ニューベント
- フェアウエイ - コーライ
- ラフ - ノシバ
- ハザード - バンカーの77、池が絡むホール3
- プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)、リモコン式、全組キャディ付き
- 練習場 - 10打席 230ヤード
- 休場日 - 毎週月曜日、1月1日[3][4]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]- コース - 「倉敷カントリー倶楽部」、コースガイド
- ハウス - 「倉敷カントリー倶楽部」、利用案内
交通アクセス
[編集]鉄道
道路
メジャー選手権
[編集]- 1975年(昭和50年) - 第43回 日本プロゴルフ選手権大会開催[6]
エピソード
[編集]- 「倉敷カントリー倶楽部」の創業者・大原総一郎は、1909年(明治42年)、倉敷紡績株式会社社長で日本初の西洋美術館「大原美術館」の創立者・大原孫三郎の長男で、日本の代表的実業家であり産業、学術、芸術の振興に大きな足跡を残した[7]。
- コースの用地の備前国都宇郡深井郷は、古代日本で畿内、出雲国と覇を争った吉備国の中心にあった[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「倉敷カントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月11日閲覧
- ^ 「倉敷カントリー倶楽部」、ゴルフホトライン、2020年9月19日閲覧
- ^ a b 「倉敷カントリー倶楽部」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年9月19日閲覧
- ^ a b 「倉敷カントリー倶楽部」、ゴルフホトライン、2020年9月19日閲覧
- ^ 「倉敷カントリー倶楽部」、アクセス、2020年9月19日閲覧
- ^ 「日本プロゴルフ選手権大会」、日本プロゴルフ協会、2020年9月19日閲覧
- ^ a b 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「倉敷カントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月11日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 東版』2006-2007、「倉敷カントリー倶楽部(岡山県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年9月19日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「倉敷カントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年9月19日閲覧