佐野睦夫
佐野 睦夫(さの むつお)は、日本の情報工学者。大阪工業大学情報科学部教授、学長補佐。博士(工学)(京都大学)。日本学術振興会知覚情報処理・知能ロボティクス部門審査委員。けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会委員。日本ロボット学会インテリジェントホームロボティクス研究会委員長。元電子情報通信学会情報・システムソサイエティ技術会議幹事。「Hack for “ミライ” Osaka 2020」審査委員。プロジェクト・イーグル技術監修[1][2][3][4]。
専門は、知能情報学・知識ネットワーク、ロボットコミュニケーション制御・ヒューマンロボティックスなど。
経歴
[編集]1983年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、電電公社(現:NTT)に入社し、同研究所にて画像電子・電子情報の技術研究に従事し、主幹研究員まで務めた後、1995年博士(工学)(京都大学)[5]。2002年に大阪工業大学情報科学部教授として着任。2004年情報通信研究機構 (NICT) 専攻研究員も兼務。2018年同大学情報科学部学部長。2021年同大学副学長。2022年同大学学長補佐。
主な所属学会はIEEE、電子情報通信学会、情報処理学会、画像電子学会、映像情報メディア学会、日本ロボット学会、人工知能学会。
オープンデータを活用した人工知能 (AI)・データサイエンス的アプローチに基づき,産官学連携で社会的課題を解決する枚方市アイデアソン・ハッカソンを推進。北大阪商工会議所で開催された「ソサエティー5.0イベント2019」にゲストスピーカとして講演[6]。また、食によるオープンイノベーションを実現するシェアダイニングプロジェクトや,水都大阪価値創造プロジェクトにも参画[7]。
主な受賞歴は、画像電子学会優秀論文賞 (2008)、情報処理学会山下記念研究賞 (2009) など。また、指導する大阪工業大学情報科学部研究室の学生メンバーが、以下大会で受賞している[8]。
- ロボカップジャパンオープン@ホームリーグ準優勝 (2011, 2012, 2014, 2017, 2018)
- ロボカップジャパンオープン@ホームリーグ優勝 (2013, 2015, 2016)
- 日本ロボット学会 Intelligent Home Robotics Challenge 総合準優勝(2014、2016)
- ワールドロボットサミット パートナーロボットチャレンジ リアルスペースNEDO賞 (2018)
さらに、自律走行型移動ロボットによる先端技術実験コンテスト「つくばチャレンジ」やその関西版である「中之島チャレンジ」にも積極的に研究室学生への参加支援を行っている[9][10]。
脚注
[編集]- ^ https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/03_shinsa/shinsa_meibo/first_24_mei.html
- ^ https://www.khn-openlab.jp/khn-openlab/about/meibo.pdf
- ^ https://www.rsj.or.jp/activity/committees-sig/index.html
- ^ https://www.vogaro.co.jp/eagle/
- ^ https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/TD00016700
- ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/topics/?i=5763
- ^ https://schoo.jp/teacher/3157
- ^ https://researchmap.jp/read0099457/awards
- ^ https://www.rt-tsukuba.jp/wordpress/uploads/2012/11/33beffb4488dc72df55b560fbb6ddc73.pdf
- ^ https://nakanoshima-rc.jp/nakanoshima2019.html