アイデアソン
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アイデアソンは アイデアとマラソンを組み合わせた造語である。 新しいアイデアを生み出すために行われるイベントである。 主にIT分野で使われている。 1990年頃アメリカで使われ始めたと言われている[1]。 ハッカソンと違い、物を作るではなく、アイデアを生むことに重きを置いたイベントである。ハッカソンの練習としてアイデアソンを用いることもある[2]。
歴史
[編集]アイデアソン(Ideathon)とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語で、アイデアとマラソンを合わせてアイデアソンと名付けられた。アイデアソンでは回ごとに特定のテーマについて、様々な分野の人々が集まって、グループなどでディスカッションを通じて、新たなアイデアを創り出したり、最新のデジタル機器や技術をビジネスでどうやって生かすか、ビジネスモデルの構築などを2時間や1~3日間などの短期間でアイデアをブラッシュアップしていくことさす。 アイデアソンはハッカソンの前の段階のディスカッションとして位置づけられていたが、近年では、アイデアソン単独で開催され、エンジニアだけのハッカソンより参加の敷居が下がっており、学生の参加も多くみられるようになった[1]。
アイディアソンの流れ
[編集]- アイディアソンの説明
- アイディアソンについて知らない人のためにアイディアソンの簡単な流れを説明する。
- テーマの説明
- アイディアソンで扱うテーマについて詳しく説明する。
- 問題定義
- テーマの問題点をチームやグループワークで出していく。
- アイディア出し
- 問題を解決するためのアイディアをディスカッション(チームやグループワーク、ペアワーク)する。
- アイディア絞り込み
- ディスカッション(チームやグループワーク、ペアワーク)で出てきたアイディアを絞り込む
- ブラッシュアップ
- 発表に向けて絞り込んだアイディアを改善していく。
- 発表
- パワーポイントや模造紙でまとめて発表する。
アイデアソンの種類と事例
[編集]未来アイデアソン
[編集]2030年や2045年など、未来の生活を考えるアイデアソン[3][4]。
自動車アイデアソン
[編集]まちづくりアイデアソン
[編集]ある特定の地域や施設をテーマにしたアイデアソン[7][8]。
農業アイデアソン
[編集]農業をテーマにしたアイデアソン[9]。
教育アイデアソン
[編集]環境アイデアソン
[編集]環境をテーマにしたアイデアソン[12]。
脚注
[編集]- ^ a b ハッカソン/アイデアソンとは? その類型と特徴、開催事例
- ^ ハッカソン を 10 倍楽しむための アイデアソン
- ^ “MITメディアラボの学生と考えた「2030年の東京」:TOKYO MIRAI IDEATHONで見えた未来”
- ^ “未来をデザインする Ideathon & Makeathon ─ 2045年のライフスタイル”
- ^ 【特別企画】Mashup Ideathon 「クルマ×ITを考える」アイデアソンvol.01 〜クルマをもっと、好きになる〜 #MA11
- ^ “Webとクルマのアイデアソン”
- ^ 東京駅の魅力を向上させるサービス創造アイデアソン・ハッカソン
- ^ シリーズイベント「5Gアイデアソン・ハッカソン」第1弾5G(次世代移動通信規格)×まちづくりアイデアソン!!
- ^ 農業×IT前提社会を創るアイデアソン
- ^ 【経験不問】デジタルの力で教育を変える! 合宿型2days“アイデアソン”インターン開催 Archived 2016年3月4日, at the Wayback Machine.
- ^ 2015年3月29日 Rock IT 開催レポート
- ^ Happy Life Ideathon 〜 地球とこれからを良くするサービスを創ろう 〜