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佐野幸之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐野 幸之助 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上
種目 5000メートル競走10000メートル競走
生年月日 (1894-09-29) 1894年9月29日
出身地 島根県
没年月日 1975年????[1]
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佐野 幸之助(さの こうのすけ、1894年9月9日 - 1975年[1])は、日本の陸上競技長距離走)選手。

経歴

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島根県簸川郡大津村(現在の出雲市)出身[2]

松江市連合青年会主催の「山陰オリンピック大会」(現在の「全山陰陸上競技大会」の前身)で見いだされた陸上選手である[3]:61。1913年に連合青年会の運動会として始まった「山陰オリンピック大会」は、当時の地域の一大スポーツイベントとして注目を集め、学生選手・県外選手も参加して規模を拡大し、活況を呈していた[注釈 1]。佐野が所属していた松江青年会は、1916年の「山陰オリンピック大会」に際し、金栗四三を招聘して指導を仰いでいる[3]:60

1920年アントワープオリンピックに、男子5000メートル走・10000メートル走で出場した[4][5]。なお佐野は、島根県出身者初のオリンピック選手である[2]

1921年には第5回極東選手権競技大会(上海)に5マイル競争で参加、2位[5]

記念

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脚注

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注釈

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  1. ^ のちに「山陰オリンピック大会」を登竜門として上田精一吉岡隆徳(ともに島根師範学校出身)らが登場することになる[3]:61

出典

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  1. ^ a b さの”. 大河ドラマ+時代劇登場人物配役事典. 2020年4月20日閲覧。[信頼性要検証]
  2. ^ a b オリンピックで活躍した郷土のヒーローたち」(pdf)『ちどり』第98号、松江市立図書館、2016年3月、2020年4月18日閲覧 
  3. ^ a b c 藤坂由美子・山田理恵・国重徹「大正期の「山陰オリンピック大会」に関する一考察 ~地域におけるスポーツ振興の事例~」『鹿屋体育大学学術研究紀要』第55号、2017年、2020年4月20日閲覧 
  4. ^ Konosuke Sano Olympic Results”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月4日閲覧。
  5. ^ a b 島根県スポーツ記念室”. 島根県体育協会. 2020年4月18日閲覧。

外部リンク

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