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佐賀県道29号佐賀停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
佐賀県道29号標識
佐賀県道29号 佐賀停車場線
主要地方道 佐賀停車場線
起点 佐賀市駅前中央1丁目【北緯33度15分48.4秒 東経130度17分52.6秒 / 北緯33.263444度 東経130.297944度 / 33.263444; 130.297944 (県道29号起点)
終点 佐賀市松原2丁目【北緯33度15分2.9秒 東経130度18分1.1秒 / 北緯33.250806度 東経130.300306度 / 33.250806; 130.300306 (県道29号終点)
接続する
主な道路
記法
国道264号標識 国道264号
都道府県道49号標識
佐賀県道49号佐賀空港線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

佐賀県道29号佐賀停車場線(さがけんどう29ごう さがていしゃじょうせん)は、佐賀県佐賀市を通る県道主要地方道)である。中央大通りの愛称がある[1]

概要

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佐賀市駅前中央1丁目から佐賀市松原2丁目に至る。

佐賀市の中心駅であるJR九州長崎本線 佐賀駅佐賀県庁を結ぶ幹線道路で、一部が唐人町商店街を形成する。8月上旬の佐賀城下栄の国まつり10月佐賀インターナショナルバルーンフェスタ前夜祭では、車両通行禁止にしてさまざまなイベントが開催される。

無電柱化歩道の4.5 mへの拡幅が行われている。歩道は佐賀錦の紋様を模った磁器タイルブロック舗装、ムツゴロウの写真を陶板に印刷したマンホールの蓋が採用され、モミジバフウ街路樹が並ぶ[1]ロマンシング サ・ガゾンビランドサガのデザインマンホールもある[2][3]。また2018年平成30年)以降、歩道の各所に幕末から明治時代の佐賀県出身の偉人25名を顕彰するが設置されている[4][5]

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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  • 1938年昭和13年) - 佐賀市が指定した延長約1.3 kmの都市計画道路佐賀駅末次線として、県営により工事に着手。ただし、戦時中は中断[8]
  • 1954年(昭和29年) - 一般県道佐賀停車場線が主要地方道に指定される[9]
  • 1959年(昭和34年) - 唐人町商店街アーケードが設置される[10]。なお、アーケードは片屋根式だった。
  • 1964年(昭和39年)8月10日 - 佐賀銀行本店前から現・郵便局前交差点までの約1 kmの区間が幅員20 mで改良延伸開通。工期12年、事業費3億3,400万円(当時)をかけ行われた[8][11]。これ以前の南北の大通りは十間堀川でカーブして県庁前通りに至るルートだった。
  • 1975年度(昭和50年度) - 佐賀駅の高架化移転に伴い北に200 m弱延伸[12]
  • 1985年(昭和60年) - 唐人町商店街のアーケードが撤去される[10]
  • 1991年平成3年) - 1986年(昭和61年)から実施されてきたシンボルロード整備事業が完了[10]。1,410 mの区間で無電柱化および歩道の拡張とタイル舗装などが行われる[1]
  • 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道佐賀停車場線が佐賀停車場線として主要地方道として再指定される[13]

路線状況

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通称

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  • 中央大通り[1]

地理

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地図
経路図

通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 交差する場所
佐賀県道267号松尾佐賀停車場線 / 駅西通り
佐賀県道294号薬師丸佐賀停車場線 / 市役所南通り
駅前中央1丁目 さが維新広場交差点[6][7]
国道264号 / 東いちょう通り・貫通道路
佐賀県道49号佐賀空港線
松原2丁目 佐賀城北御堀端交差点[6][7] / 終点

沿線

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佐賀駅南口ロータリーから約1.5 kmをほぼ一直線に南下する。大通り沿いは企業支社や大手金融機関支店、各種商店などが並ぶ佐賀市の中心市街地で、途中の唐人一丁目北交差点から中央橋交差点までは唐人町商店街となる。佐賀中央郵便局NHK佐賀放送局および佐賀城の向こうに佐賀県庁舎佐賀県立図書館に面する終点の佐賀城北御堀端交差点[6][7]は、東西の国道264号東いちょう通り(貫通道路)および南のくすの栄橋・本丸通りと接続する佐賀市の主要交差点。北濠の向こう側は佐賀城公園や文化施設がある城内地区。

(ここより唐人町商店街)
(ここまで唐人町商店街)

脚注

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  1. ^ a b c d 昭和63年2月号」(pdf)『市報さが』第625号、佐賀市、1985年、2024年2月29日閲覧 
  2. ^ ロマンシング佐賀2020”. 佐賀市上下水道局. 2024年2月29日閲覧。
  3. ^ ゾンビランドサガ”. 佐賀市上下水道局. 2024年2月29日閲覧。
  4. ^ 偉人像25体、佐賀市に“永住” 住民の要望受け維新博後の移転変更」『西日本新聞』2019年1月23日。2024年2月29日閲覧。
  5. ^ 偉人モニュメント”. 佐賀県 (2021年8月6日). 2024年2月29日閲覧。
  6. ^ a b c d 新しい「空間」が生まれます(さが維新テラス)”. 佐賀県 (2024年8月24日). 2024年9月25日閲覧。
  7. ^ a b c d 新しい「空間」が生まれます~維新の風を感じるまちづくり~”. 佐賀県. p. 4 (2024年9月4日). 2024年10月17日閲覧。
  8. ^ a b 佐賀県政史(1979)、246頁
  9. ^ 佐賀市史第5巻、222頁
  10. ^ a b c 佐賀市中央大通り再生計画 第2章 中央大通り(中心市街地)の現状と課題”. 佐賀市. pp. 5-33 (2015年6月). 2024年2月29日閲覧。
  11. ^ 佐賀市史第5巻、266-268頁、270-271頁
  12. ^ 佐賀市史第5巻、270-271頁、288-290頁
  13. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

参考文献

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  • 佐賀県政史』佐賀県、1979年3月。国立国会図書館書誌ID:000001405705NCID BN11249334https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00358692/index.html 
  • 佐賀市史編さん委員会 編『佐賀市史 第5巻 近代編 現代編』1981年。全国書誌番号:81020068 (参考Web公開資料:佐賀市 旧市町村史

関連項目

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