住吉りをん
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2023年フランスグランプリでの住吉りをん | ||||||||||||||||||
生誕 | 2003年8月15日(21歳) | |||||||||||||||||
出身地 | 日本・東京都 | |||||||||||||||||
身長 | 156センチメートル | |||||||||||||||||
出身校 | 駒場学園高等学校 | |||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||
代表国 | 日本 | |||||||||||||||||
カテゴリー | 女子シングル | |||||||||||||||||
コーチ | ||||||||||||||||||
所属クラブ | オリエンタルバイオ/明治大学 | |||||||||||||||||
開始 | 2007年 | |||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | |||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||||||||
+5/-5 GOEシステム | ||||||||||||||||||
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住吉 りをん(すみよし りをん、英語: Rion Sumiyoshi, 2003年8月15日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(女子シングル)。日本女子初の4回転トウループ成功者である。
人物
[編集]2022年4月より明治大学商学部在学中。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指す。2022年4月、オリエンタルバイオ社と所属契約[1]。
経歴
[編集]4歳からスケートを始める[2]。
2016年全日本ノービス選手権ノービスAでは難易度の高いジャンプ構成で108.25点を出し、当時のノービス歴代最高得点を更新して優勝している。[3]。
2017-2018シーズン、けが(腰の靭帯損傷)により全日本ジュニア、全日本選手権には出場できなかった[4][5]。
2018-2019シーズン、ISUジュニアグランプリシリーズ第3戦のカナダ、第6戦のリュブリャナ杯 (スロベニア)に出場し、カナダ戦では3位。
2019-2020シーズンにも疲労の積み重ねがたたり、練習中に右足首の骨に亀裂が入り、9月から約4か月の安静を余儀なくされ、全国大会出場を逃した[6]。
2021-2022シーズン、第90回全日本ジュニア選手権2位で世界ジュニアフィギュアスケート選手権に出場し8位。第71回全国高等学校スケート選手権大会優勝。クープドプランタン2022(プランタン杯) 2位。
2022-23シーズンよりシニア移行[7] グランプリシリーズは、フランスグランプリ、NHK杯の2戦にアサイン。初戦フランスグランプリでは、自己最高を更新する成績でショートプログラム5位からフリースケーティング3位に入り合計3位、デビューシーズン・初出場ながら表彰台に立った。
2023-24シーズンのグランプリシリーズは、フランスグランプリ、エスポーグランプリの2戦にアサイン。初戦のフランスグランプリでは、FSで4回転トウループを着氷し、自己最高を更新する成績でフリースケーティング1位、ショートプログラム5位から総合3位で表彰台に立った。国際スケート連盟公認大会での4回転トウループ成功は日本女子初[8]。
競技成績
[編集]ISUパーソナルベストスコア
[編集]- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
部門 | 種類 | 得点 | 大会 |
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総合 | TSS | 202.45 | 2024年中国杯 |
SP | TSS | 70.48 | 2024年中国杯 |
TES | 38.89 | 2024年中国杯 | |
PCS | 31.81 | 2024年フランスグランプリ | |
FS | TSS | 136.04 | 2023年フランスグランプリ |
TES | 72.78 | 2023年フランスグランプリ | |
PCS | 66.74 | 2024年中国杯 |
主な戦績
[編集]- GP - ISUグランプリシリーズ
- JGP - ISUジュニアグランプリシリーズ
- A - ノービスAクラス
大会名 | 2016–17 | 2018–19 | 2019–20 | 2020–21 | 2021–22 | 2022–23 | 2023–24 | 2024–25 |
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GP ファイナル | 6位 | |||||||
GP NHK杯 | 3位 | |||||||
GP 中国杯 | 4位 | |||||||
GP フランス杯 | 3位 | 3位 | 3位 | |||||
GP エスポー | 2位 | |||||||
タリンクホテルズ杯 | 1位 | |||||||
冬季ユニバーシティーゲームズ | 4位 | TBD | ||||||
プランタン杯 | 2位 | |||||||
世界ジュニア選手権 | 8位 | |||||||
JGP カナダ | 3位 | |||||||
JGP リュブリャナ杯 | 4位 | |||||||
JGP リガ杯 | 8位 | |||||||
全日本選手権 | 12位 | 8位 | 14位 | 10位 | ||||
全日本ジュニア選手権 | 13位 | 9位 | 5位 | 2位 | ||||
全日本ノービス選手権 | 1位 A |
詳細
[編集]- マークが付いている大会は国際スケート連盟公認の国際大会
- パーソナルベストは太字で表示
2024-2025 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2025年1月13日 - 23日 | FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ(トリノ) | |
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TBD |
2024年11月22日 - 24日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(重慶) | 3 70.48 |
4 131.97 |
4 202.45 |
2024年11月1日 - 3日 | ISUグランプリシリーズ フランスグランプリ(アンジェ) | 5 66.88 |
2 134.47 |
3 201.35 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年12月20日 - 24日 | 第92回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 17 56.70 |
9 128.52 |
10 185.22 |
2023年12月7日 - 10日 | 2023/2024 ISUグランプリファイナル(北京) | 5 58.63 |
6 121.76 |
6 180.39 |
2023年11月17日 - 19日 | ISUグランプリシリーズ エスポーグランプリ(エスポー) | 2 68.65 |
3 121.56 |
2 190.21 |
2023年11月3日 - 5日 | ISUグランプリシリーズフランスグランプリ(アンジェ) | 5 61.72 |
1 136.04 |
3 197.76 |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年01月12日 - 22日 | FISU冬季ワールドユニバーシティーゲームズ(レークプラシッド) | 4 72.58 |
5 118.90 |
4 191.48 |
2022年12月21日 - 25日 | 第91回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 17 57.38 |
14 120.65 |
14 178.03 |
2022年11月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(札幌) | 3 68.01 |
4 125.11 |
3 193.12 |
2022年11月4日 - 6日 | ISUグランプリシリーズ フランスグランプリ(アンジェ) | 5 64.10 |
3 130.24 |
3 194.34 |
2021-2022 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2022年4月13日 - 17日 | 2022年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン) | 9 60.62 |
8 113.96 |
8 174.58 |
2022年3月18日 - 20日 | 2022年プランタン杯(ルクセンブルク) | 2 61.47 |
2 116.55 |
2 178.02 |
2021年12月22日 - 26日 | 第90回全日本フィギュアスケート選手権(さいたま) | 7 67.39 |
11 121.77 |
8 67.39 |
2021年11月19日 - 21日 | 第90回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 1 65.34 |
3 114.91 |
2 180.25 |
2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年12月24日 - 27日 | 第89回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 11 62.62 |
10 123.46 |
12 186.08 |
2020年11月21日 - 23日 | 第89回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(八戸) | 3 59.96 |
5 110.41 |
5 170.37 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | ショートプログラム | フリースケーティング | エキシビション |
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2024-2025 | 映画『あの愛をふたたび(Un homme qui me plaît)』より Concerto pour la fin d'un amour -Final - 曲:フランシス・レイ 振付:ミーシャ・ジー |
Adiemus: Tininnalubumn In Caelum Fero Hymm Adiemus (Song Of Sanctuary) Rain Dance (Dances Of Time) 曲:カール・ジェンキンス,マイク・ラトリッジ 振付:シェイ=リーン・ボーン |
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2023-2024 | Blood in the Water 曲:KSHMR 振付:ミーシャ・ジー |
「Vanquish」より Enchantress 曲:Two Steps from Hell(トーマス・バーガーセン) 振付:シェイ=リーン・ボーン |
Better When I’m Dancing 曲:メーガン・トレイナー 振付:望月梨早[10] |
2022-2023 | 「LYS」より White Flowers Take Their Bath 曲:Mari Samuelsen, Meredi, Scoring Berlin, Jonathan Stockhammer 振付:キャシー・リード | ||
2021-2022 | Je suis malade 曲:Alice Dona and Serge Lama 振付:佐藤紀子 |
映画「ムーラン」より Ancestors Mulan & Honghui Fight I Believe Hua Mulan 曲:Gregson-Williams Reflection 曲: Samel Kim 振付:キャシー・リード |
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2020-2021 | 映画「ローズ」より 曲:アマンダ・マクブルーム 振付:宮本賢二 |
映画「ロシュフォールの恋人たち」より 振付:佐藤紀子 |
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2019-2020 | |||
2018-2019 | エデンの東 曲:リー・ホールドリッジ 振付:岩本英嗣 |
ブラックスワン 曲:クリント・マンセル 振付:佐藤紀子 |
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2017-2018 | エル・チョクロ 振付:鈴木明子 |
Friend Like Me | |
2016-2017 | アメリカンパトロール 振付: |
ドン・キホーテ 振付: |
アメリカンパトロール |
サポート企業
[編集]- ARTISTIC&CO. GLOBAL[11]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “フィギュア鍵山優真ら所属変更 次代担う三浦佳生&住吉りをんもオリエンタルバイオと所属契約”. 日刊スポーツ. Nikkan Sports News. (2022年4月11日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “(4)ルーキー特集 第3弾 ~住吉りをん編(1)~”. Meisupo WEB 明スポ. meispo.net (2022年4月8日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “明治大の住吉りをん「4年後はエースに」 樋口新葉の背中を追いオリンピック目指す”. 4years.. The Asahi Shimbun Company. (2022年5月28日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “2022年北京五輪を目指す女子フィギュアスケーター”. JSPORTSコラム&ニュース. J SPORTS Corporation (2017年12月28日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ “「ミライ☆モンスター」 2018年3月4日(日)放送内容”. TV紹介情報. 価格.com (2018年3月4日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ “フィギュアで五輪を目指す17歳、トーチ掲げてポーズ”. 読売新聞オンライン 東京2020オリンピック. The Yomiuri Shimbun (2021年7月23日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ “(5)ルーキー特集 第3弾 ~住吉りをん編(2)~”. Meisupo WEB 明スポ. meispo.net (2022年4月8日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “住吉4回転トーループ成功 日本女子初、GP仏大会”. 47NEWS. 共同通信社 (2023年11月4日). 2023年11月5日閲覧。
- ^ “Personal Bests – Rion SUMIYOSHI (JPN)”. 国際スケート連盟 (2024年11月3日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2024年9月30日閲覧。
- ^ “フィギュアスケートの鍵山優真選手・住吉りをん選手・三浦佳生選手とスポンサー契約を締結”. 株式会社ARTISTIC&CO. GLOBAL (2022年12月8日). 2022年12月11日閲覧。