住友アルミニウム製錬
表示
住友アルミニウム製錬株式会社(すみともアルミニウムせいれん)は、かつて存在した日本のアルミニウム製錬専業の非鉄金属メーカー。
概要
[編集]1960~70年代にかけての親会社・住友化学(当時社名は住友化学工業)によるアルミニウム事業構想が契機となり住友グループ内部での折衝(主に旧住友軽金属工業(現UACJ)[1])の中、紆余曲折の末1976年7月に会社設立登記。
設立当時の株主は住友化学・住友軽金属両社の他、住友グループ陣営によって構成されていた。
資本金や従業員等、主要な企業概要の多くが現時点で不詳のままであり、「本社・東京都」「株主・住友グループ各社」「非上場企業」という説明が成されていた以外は特に明かされていない。
沿革
[編集]- 1976年(昭和51年)7月 設立登記、商号・住友アルミニウム製錬 株式会社
- 1976年(昭和51年)8月頃? 愛媛県・東予工場運用開始
- 1984年(昭和59年)12月 東予工場閉鎖[2]
- 1986年(昭和61年)会社解散を決議、のち廃業へ[3]
脚注
[編集]- ^ 住友軽金属は住軽アルミニウム工業を設立し、山形県・酒田市にアルミ精錬・圧延一貫工場を建設したが短期間で閉鎖・清算している。
- ^ “製錬縮小による日本のアルミ産業の転換期”. 日本アルミニウム協会 (2002年). 2018年4月30日閲覧。
- ^ その後は設立母体の元親会社・住友化学のアルミ製錬部門として再編される。
関連項目
[編集]- 住友グループ
- 富山新港火力発電所 - 愛媛県東予に続き、富山新港へのアルミ精錬所を計画し、北陸電力と富山新港共同火力を設立。先行し、発電所だけは建設され、後に北陸電力に吸収合併された。
- 日本のアルミニウム製錬