熱田神宮伝馬町駅
熱田神宮伝馬町駅* | |
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4番出入口とエレベーター出入口(2023年4月13日撮影) | |
あつたじんぐうてんまちょう Atsuta Jingu Temma-cho | |
◄M25 堀田 (1.2 km) (1.0 km) 熱田神宮西 M27► | |
所在地 | 名古屋市熱田区伝馬二丁目1-1 |
駅番号 | M26 |
所属事業者 |
名古屋市交通局 (名古屋市営地下鉄) |
所属路線 | 名城線 |
キロ程 | 14.5 km(大曽根起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6,702人/日(降車客含まず) -2022年[1]- |
開業年月日 | 1974年(昭和49年)3月30日 |
備考 | * 2023年(令和5年)1月4日に伝馬町駅より改称[2][3]。 |
熱田神宮伝馬町駅(あつたじんぐうてんまちょうえき)は、愛知県名古屋市熱田区伝馬二丁目にある、名古屋市営地下鉄名城線の駅である。駅番号はM26。アクセントカラーは青紫(ただしホームドア設置当初は青色だった)。熱田神宮正門(南門)の最寄り駅。
2023年1月4日に改称されるまでの旧駅名は「伝馬町駅」。かつて名鉄常滑線に同名の「伝馬町駅」が存在したが、同じ地名を使用しただけで特に関連はない。
歴史
[編集]- 1974年(昭和49年)3月30日:4号線の「伝馬町駅」(てんまちょうえき)として開業。
- 2004年(平成16年)10月6日:4号線を名城線に改称。
- 2008年(平成20年):東芝エレベータ株式会社による駅舎のバリアフリー工事が完成。
- 2021年(令和3年)3月1日:可動式ホーム柵使用開始。
- 2022年(令和4年)12月27日:翌年1月4日の駅名改称に向けて、駅コンコースの柱および熱田神宮正門最寄りの1番出入口の壁面の改装工事が完了[4]。
- 2023年(令和5年)1月4日:駅名を「熱田神宮伝馬町駅」に改称[2][3]。同時に駅アクセントカラーも変更された。
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ホーム(ホーム柵設置前)
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伝馬町駅時代の駅名標
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ地下駅。隣の熱田神宮西駅とともに、熱田神宮参拝の多客に対応するため階段や通路は広めに造られている。
当駅は、名城線南部駅務区金山管区駅が管轄している。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 名城線 | 左回り | 新瑞橋・八事方面 |
2 | 右回り | 金山・栄方面 |
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ホーム(ホーム柵設置後)
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駅名標
利用状況
[編集]2022年度の1日当たり平均乗車人員は、6,702人である[1]。普段はJRや名鉄の駅に近いため隣の熱田神宮西駅と同じく利用者はそれほど多くないが、正月の初詣時期は多くの人で賑わう。市バス路線が充実しているが神宮前駅(神宮東門)まで直通するために利用者数は熱田神宮西駅より少ない。
駅周辺
[編集]熱田神宮正門(南門)が近くにあり、2019年(令和元年)には駅名の改称が検討されたが[5]、現状の駅名で市民に定着しているとして見送られることになった[6]。しかし、2020年(令和2年)8月には再び改称が検討され、2022年(令和4年)度に「熱田神宮伝馬町駅」に改称されることになり[3]、2023年(令和5年)1月4日に改称した[2]。なお、同日に改称した4駅の中で唯一、地元住民からの要望で名前が決定されている[7]。
周辺の施設
[編集]- 熱田神宮
- 熱田神宮宝物館
- 熱田神宮文化殿
- 熱田神宮能楽殿
- 熱田神宮宝物館
- 秋葉山円通寺
- 熱田郵便局
- 名古屋市教育センター
- 名古屋法務局 熱田出張所
- 熱田区休日急病診察所
- 名古屋工学院専門学校
- 東海工業専門学校熱田校
- 中京銀行熱田支店
- 神宮前駅 - 名鉄名古屋本線・常滑線
- 国道1号
- 大津通(愛知県道226号熱田停車場伝馬線)
- 愛知県道225号名古屋東港線
バス路線
[編集]最寄りバス停留所は、熱田伝馬町となる。以下の路線が乗り入れ、名古屋市交通局(名古屋市営バス)により運行されている。2011年(平成23年)5月2日より熱田伝馬町(南)バス停の追加が行われ、神宮東門行各系統が停車する。また、従来の神宮東門行発着停留所は熱田伝馬町(北)に改称された。
- 幹神宮1:熱田区役所行、多加良浦行、河合小橋行、中川車庫前行
- 幹神宮2:熱田区役所行、権野行、中川車庫前行(北側停留所のみ停車)
- 栄21:栄行、泉楽通四丁目行
- 金山19:金山行、泉楽通四丁目行、ワイルドフラワーガーデン行、神宮東門行、潮見町南行
- 神宮12:神宮東門行、鳴尾車庫行
- 神宮15:神宮東門行、鳴尾車庫行、要町行
- 笠寺11、南巡回:笠寺駅行(道徳通経由右回り・豊本通経由左回り)
- 熱田巡回:金山行(日比野経由右回り、六野経由左回り)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「駅別乗車人員(1日当たり)」『交通局事業概要(令和5年度)』、名古屋市交通局、47頁、2023年11月16日閲覧。
- ^ a b c “地下鉄駅名称変更の実施日について”. 名古屋市交通局. 2022年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月13日閲覧。
- ^ a b c “地下鉄駅名称の変更について”. 名古屋市交通局 (2023年7月). 2022年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月23日閲覧。
- ^ “改称に合わせ「熱田神宮伝馬町」駅に装飾 地域の今昔を線画で描く”. 中日新聞Web. 中日新聞. 2023年4月13日閲覧。
- ^ “名古屋城と熱田神宮、駅名に採用? 市営地下鉄が検討へ”. 朝日新聞 (2019年8月10日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “駅名変更案に「名古屋城」 地下鉄、現行の市役所駅”. 日本経済新聞 (2020年5月29日). 2020年6月2日閲覧。
- ^ “「熱田神宮」の名前入る駅なぜ2つに…名古屋の熱田神宮伝馬町駅 名称変更までの“地元の熱いぶつかり合い””. 東海テレビNEWS. 東海テレビ放送 (2023年2月11日). 2023年11月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 熱田神宮伝馬町駅 - 名古屋市交通局