伊集院兼高
伊集院 兼高（いじゅういん かねたか、1895年（明治28年）9月15日[1] - 1971年（昭和46年）7月29日[1][2]）は、大正から昭和期の薬学者、政治家、華族。貴族院子爵議員。
経歴
[編集]華族・伊集院兼知の二男として生まれる[1][3]。父の隠居に伴い、1939年（昭和14年）10月2日に子爵を襲爵した[1][3][4]。
1920年（大正9年）東京帝国大学理学部植物学科を卒業[2][3]。さらに、1923年（大正12年）同大学医学部薬学科を卒業した[2][3]。
1923年、私立東京商工学校講師に就任[2]。以後、日本医学専門学校教授、日本医科大学予科教授兼同大学生徒主事、日本軽合金工業監査役などを務めた[2][3]。
1942年（昭和17年）6月5日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[5]、研究会に所属して活動し1947年（昭和22年）5月2日の貴族院廃止まで在任した[2]。
親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
- 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。
| 日本の爵位 | ||
|---|---|---|
| 先代 伊集院兼知 |
子爵 伊集院（兼寛）家第3代 1939年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |