伊豆見元永
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伊豆見 元永(いずみ もとなが、1891年(明治24年)11月12日[1][2][3] - 没年不明[3])は、大正から昭和時代前期の政治家。沖縄県首里市長。
経歴
[編集]伊豆見元功の長男として[4]、首里山川村(現沖縄県那覇市首里山川町)に生まれる[2]。1910年(明治43年)沖縄県立第一中学校を卒業後、沖縄県第1回の貸費生として垣花恵常と共に東亜同文書院に入学する[2]。1913年(大正2年)3月、同院を卒業し、三井物産上海支店に勤務する[1]。のち芝罘出張所長を経て、上海支店に戻り会計事務を担当し、1931年(昭和6年)東京本社参事室勤務となり翌年10月に退社した[5]。上海在任中は同地の沖縄県人会長を務めた[5]。その後、郷里にて沖縄物産販売業などに従事した[5]。1938年(昭和13年)3月21日、首里市長に就任した[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 帝国自治協会 1938, 75頁.
- ^ a b c 海外研究所 1938, 26頁.
- ^ a b 日外アソシエーツ 2022, 449頁.
- ^ 帝国秘密探偵社 1943, 沖縄1頁.
- ^ a b c 海外研究所 1938, 27頁.
参考文献
[編集]- 帝国自治協会『全国市長銘鑑 : 自治制実施五十周年記念』帝国自治協会、1938年 。
- 海外研究所 編『現代沖縄県人名鑑』海外研究所、1938年 。
- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1943年 。
- 日外アソシエーツ 編集『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。ISBN 4816929304。