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伊藤俊夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊藤 俊夫
人物情報
生誕 (1907-10-30) 1907年10月30日
日本の旗 日本 北海道札幌市
死没 1998年5月25日(1998-05-25)(90歳没)
出身校 北海道帝国大学
学問
研究分野 農業経済学
研究機関 北海道大学
学位 農学博士経済学博士
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伊藤 俊夫(いとう としお、1907年10月30日 - 1998年5月25日)は、日本農業経済学者北海道大学名誉教授。元日本学術会議会員北海道文化賞受賞。

経歴

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戦前

1907年、北海道札幌市で生まれた。1925年、高知県立第一中学校(現高知県立高知追手前高等学校)を卒業。1928年、北海道帝国大学予科修了し、北海道帝国大学農学部農業経済学科に進んだ。1931年に卒業した後、同大学大学院へ進学。1936年に修了し、同大学助手に採用された。1941年、京城帝国大学法文学部助教授に就任。

戦後

戦後帰国し、1946年より帯広獣医畜産専門学校教授。翌1947年、北海道帝国大学法文学部助教授となった。1948年、北海道大学に学位論文を提出して農学博士[1]。1949年、法文学部教授に昇格。その後、所属の変更に伴い、1950年からは法経学部教授、1953年より経済学部教授。1960年からは経済学部長を務めた。1961年に学位論文『景気論と利子論に関する研究』を提出して経済学博士号を取得[2]。1971年、北海道大学を定年退官し[3]、名誉教授となった[4]。1981年勲二等瑞宝章受章[5]。1998年叙従三位[4]。学界では、1957年より日本学術会議会員

受賞・栄典

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著書

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  • 『農産物價格豫測の格率』北海道帝國大学内法經會 1936年
  • 南洋群島の土人政策』北海道帝國大學内法經會 1939年
  • 『農業経済の現象形態』叢文閣 1942年
  • 『農政学概論』養賢堂 1951年
  • 酪農経済論』川崎出版社 1951年
  • 『北海道酪農の研究』農業総合研究刊行會 1952年
  • 『景気論と利子論』業総合研究所北海道支所 1958年
  • 『繊維市場としての北海道』日本繊維経済研究所 1960年
  • 『北海道の産業』北陸銀行調査部 1963年
  • 『道民生活の実態』北海道新聞社広告局 1968年
  • 『地域開発金融の実態』北海道情報広報センター 1975年
  • 『伊藤俊夫教授古稀記念論文集』北海道情報広報センター 1977年

出典

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  1. ^ 伊藤俊夫『我が国施政末期に於ける朝鮮農業及び農村の実証的研究』 北海道大学〈農学博士, 報告番号不明〉、1948年。NAID 500000494208https://id.ndl.go.jp/bib/000010660322 
  2. ^ CiNii(学位論文)
  3. ^ 伊藤俊夫教授 履歴・著書・論文北海道大學 經濟學研究1971年 3月
  4. ^ a b 官報平成10年本紙第2418号 11頁
  5. ^ 官報昭和56年号外第35号 1頁
先代
高倉新一郎
北海道大学経済学部長
1960年 - 1963年
次代
前田新太郎