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伊波真人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊波 真人(いなみ まさと、1984年 - )は、日本の歌人作詞家小説家映像作家としても活動している。

人物・経歴

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群馬県高崎市生まれ。埼玉県さいたま市在住[1]。美術系大学の映像学科を経て[2]早稲田大学第二文学部卒業[3]

もともと映像制作を行っていたが、早稲田大学在学中に彬聖子の漫画『こいのうた』で穂村弘の短歌を読んで、短歌に興味を持つ。その後、短歌実作の講義の受講をきっかけに、映像制作と並行して短歌の創作を始める。「早稲田短歌会」を経て、歌人集団「かばん」に入会[4]

2013年、『冬の星図』で第59回角川短歌賞を受賞。

ブルー・ペパーズ『秋風のリグレット』など、ポップスの作詞家としても活動している。

写真撮影も行っており、雑誌、書籍などに掲載されている。

音楽、映画、漫画などのカルチャーへの関心が深く、ミュージシャンなど他ジャンルの創作者と交流がある。特にAORシティポップの愛好家で、関連するトークイベントへの出演などもしている[5]

短歌専門誌、文芸誌に加えて、カルチャー誌などへの短歌やエッセイの寄稿も多い。

エピソード

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  • KIRINJIが好きで[6]、『ナイトフライト』では堀込高樹が帯文を寄せている。
  • 伊集院光のラジオ番組のリスナーで、番組にハガキを投稿していた時期もある。
  • 水辺の風景が好きで、Twitterでは川の写真を定期的に投稿している[7]

著作

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単行本

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  • 『ナイトフライト』(書肆侃侃房 2017年)
  • 『エンドロール』(共著 PAPER PAPER 2018年)
  • 『青春迷宮』(丸紅茜共著、KADOKAWA 2020年)

外部リンク

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出典

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  1. ^ Masato Inami OFFICIAL SITE”. 2021年1月10日閲覧。
  2. ^ 【1/3】サブカル好きの現代歌人!?伊波真人さん「短歌をエンターテインメントのひとつに」”. 月に吠える通信WEB. 2021年1月10日閲覧。
  3. ^ 第2回早稲田川柳応募作品一覧 | 早稲田大学 校友会”. www.wasedaalumni.jp. 2021年1月11日閲覧。
  4. ^ 【1/3】サブカル好きの現代歌人!?伊波真人さん「短歌をエンターテインメントのひとつに」”. 月に吠える通信WEB. 2021年1月10日閲覧。
  5. ^ 伊波さん、AORってなんですか? – LOFT PROJECT SCHEDULE”. www.loft-prj.co.jp. 2021年1月10日閲覧。
  6. ^ 【1/3】サブカル好きの現代歌人!?伊波真人さん「短歌をエンターテインメントのひとつに」”. 月に吠える通信WEB. 2021年1月10日閲覧。
  7. ^ 今日の川観察。”. Twitter. 2021年1月11日閲覧。