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伊予決戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊予決戦
都市、地域 愛媛県松山市および今治市
初開催 2022年(リーグ戦として)
チーム 愛媛FC
FC今治
総試合数 3(リーグ戦のみ)

伊予決戦(いよけっせん)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)で、愛媛県を本拠地とする愛媛FCFC今治による直接対決(ダービーマッチ)のことを指す。

概要

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愛媛FC2005年のJFLで優勝を果たし、翌2006年からJリーグに参入している。一方、愛媛FC所有のアマチュアチームとしての活動歴もあるFC今治2019年のJFLにてJ3加盟条件を満たし、2020年シーズンよりJ3リーグに参加している。

今治がJ3に昇格した2020年より両クラブが対戦するプレシーズンマッチ「えひめサッカーフェスティバル」が開催される[1]こととなり、2021年には天皇杯の1回戦にて両クラブの対戦が初めて公式戦で実現した[2]。しかしこの時点では両クラブの所属カテゴリーが異なるため、Jリーグでの対戦はなかった。

2022年シーズン、それまでJ2に所属していた愛媛がJ3に降格したことによりJリーグでの対戦が組まれる事となった。この直接対決を盛り上げるべく対戦カードについて名称を公募し、「伊予決戦」と名付けられた[3]

2023年11月11日、愛媛が今治との伊予決戦を制してJ3優勝&J2昇格を決めた。

ホームスタジアム

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チーム名 スタジアム名
命名権名称)
収容人員 画像 備考
愛媛FC 愛媛県総合運動公園陸上競技場
(ニンジニアスタジアム)
20,919人
ニンジニアスタジアム
ニンジニアスタジアム
FC今治 今治里山スタジアム 5,316人
今治里山スタジアム
今治里山スタジアム
2023年 - 使用
過去のホームスタジアム
FC今治 ありがとうサービス. 夢スタジアム 5,030人 ありがとうサービス. 夢スタジアム 2017年 - 2022年使用

対戦成績

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リーグ戦

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愛媛FC:2勝1分1敗
FC今治:1勝1分2敗

開催日 大会名 節数 会場 ホーム 得点 アウェイ 観客数
2022 6月5日 J3 第11節 夢スタ 今治 2-0 愛媛 3,948
9月10日 第24節 ニンスタ 愛媛 3-2 今治 9,126
2023 5月14日 第10節 里山S 今治 0-0 愛媛 5,037
11月11日 第35節 ニンスタ 愛媛 1-0 今治

11,128

カップ戦他

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愛媛FC:0勝0分3敗(不戦敗1)
FC今治:3勝(不戦勝1)0分0敗

開催日 大会名 会場 ホーム[注 1] 得点 アウェイ 観客数
2021年 5月21日 第101回天皇杯 1回戦 ニンスタ 愛媛 1-2 今治 1,552
2022年 5月8日 愛媛県サッカー選手権大会(第102回天皇杯予選)決勝 夢スタ 今治 不戦勝[4] 愛媛 -
2023年 5月7日 愛媛県サッカー選手権大会(第103回天皇杯予選)決勝 ニンスタ 愛媛 0-1 今治 1,122

脚注

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  1. ^ 天皇杯はトーナメント戦のためホーム・アウェイの概念は無いが、この記事では使用会場がいずれかのホームスタジアムであった場合、そのスタジアムを本拠地としているチームを「ホーム」として表記する。

出典

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  1. ^ “「えひめサッカーフェスティバル2020」 開催のお知らせ”. 愛媛FC. (2020年1月24日). https://ehimefc.com/topics/topic8428.html 2022年6月2日閲覧。 
  2. ^ “公式戦初対決、愛媛FC 対 FC今治(愛媛代表・J3)”. 愛媛新聞. (2021年5月20日). https://www.ehime-np.co.jp/article/news202105200084 2022年6月2日閲覧。 
  3. ^ “FC今治と愛媛FC、愛媛県勢対決は「伊予決戦」 サッカーJ3”. 朝日新聞. (2022年5月13日). https://www.asahi.com/amp/articles/ASQ5D6W84Q59PTLC00J.html 2022年6月2日閲覧。 
  4. ^ “愛媛が天皇杯予選決勝の辞退を発表…新型コロナ感染者が多数確認”. サッカーキング. (2022年5月6日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20220506/1645544.html 2022年6月5日閲覧。