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仏教書総目録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仏教書販売研究会から転送)

仏教書総目録(ぶっきょうしょそうもくろく)とは、仏教書を専門とした文献目録。会員九社からなる「仏教書総目録刊行会」(ぶっきょうしょそうもくろくかんこうかい)から毎年一回、10月に発行されていた。分野別図書目録のひとつ。刊行会は、目録刊行以外にも全国書店の協力を得た「仏教書フェア」にも力を入れていた。

沿革

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1955年昭和30年)ごろ、京都の出版社四社(法藏館永田文昌堂百華苑平楽寺書店)で結成された「仏書連盟」が合同の出版目録を発行したことに端を発し、1974年昭和49年)結成の「仏教書出版販売連盟」の活動につながった。連盟は東京と京都、大阪の仏教書専門出版十八社による団体で、ほぼ毎年その合同目録となる「仏教書出版総合目録」を6号発行した。

連盟は在家仏教協会会長加藤辨三郎協和発酵社長)の助言もあって、1983年(昭和58年)に発展解消として活動を停止、同年新たに「仏教書総目録刊行会」を結団した。トーハンの協力を得て作られたその年7月の仏教書総目録第1号は、130社が協力、掲載点数は2300点にも及んだ。

以来、当目録は毎年発行されていたが、2021年を最後に活動を停止、仏教書販売研究会(後述)に改組し、『仏教のすすめ』を拡充して目録代替とした。

かつては、1998年9月に公式サイトを開設(文研システム開発、運営)し、以降、紙媒体と並行してネット上でも目録を見ることができ、また購入することもできた。

概要

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2010年度版は172社、約5250点の掲載となった。分類は、日本十進分類法とは独自のものであり、以下の様になっている。

  1. 事典・辞典・語学
  2. 年表・索引・目録
  3. 経典・聖典(学術的)
  4. ブッダ・釈尊
  5. 哲学・思想
  6. 各地域仏教
  7. 日本仏教
  8. 寺院向実用
  9. 入門・お経・実用
  10. 民俗・信仰
  11. 歴史・資料
  12. 文学・随筆
  13. 美術
  14. 童話・絵本・漫画
  15. マルチメディア(カセット・CD・DVD, その他)
  16. 仏教関係雑誌

仏教書総目録刊行会

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幹事出版社

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仏教書販売研究会

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2021年の活動停止以降、関係出版社が集まり組織を改組、総目録の再発行を企図したものの断念、2022年10月15日付で2021-2022年度の新刊書と基本図書1200件を網羅した『仏教のすすめ』を刊行するに至った。 仏教書販売研究会が主催する書店での仏教書フェアは2022年以降も毎年10月から12月にかけて開催している。また『仏教のすすめ』についてもフェア開催時期に合わせ年度版として刊行している。[1]

概要

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  • 事務所 - 東京都千代田区外神田2-18-6(春秋社内)

会員出版社

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脚注

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  1. ^ 仏教書販売研究会ホームページ>活動目的・発足の経緯

外部リンク

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