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今関六也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今関 六也(いまぜき ろくや、1904年3月7日 - 1991年7月24日)は、日本菌類学者東京出身。

人物・来歴

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野口次郎三の四男として生まれ、今関常次郎の養子となる。兄に野口明がいる[1]

1928年東京帝国大学卒業後、副手として植物病理学教室に勤務。東京大学でサルノコシカケ科標本を整理することが、キノコ研究に進むきっかけとなった。

科学博物館勤務時代(1932-47)には、サルノコシカケ科の分類学研究を行う一方、科学博物館の基礎研究部門の発展に力を尽くした。

戦後は、農林省林業試験場で、森林保護部門の整備と拡充に貢献した。退官後は、キノコの正しい知識を一般に広めるために、啓蒙書や図鑑類を多く執筆した。

テングタケ科テングタケ属ミヤマタマゴタケAmanita imazekii)に献名されている。

著書

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共著

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  • 本郷次雄『原色日本菌類図鑑』保育社1957年
  • 本郷『原色日本菌類図鑑 続』1965年
  • 本郷『きのこ』保育社、1973年
  • 『風流キノコ譚 菌・自然・哲学』 本多修朗(本多修郎)共著、未來社 1984年6月
  • 大谷吉雄、本郷次雄『山溪カラー名鑑 日本のきのこ』山と溪谷社、1988年
    • 増補改訂新版『山溪カラー名鑑 日本のきのこ』同社、2011年

脚注

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  1. ^ 『人事興信録 第22版 上』人事興信所、1964年、い239頁。