京都みやこびと1dayチケット
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京都みやこびと1dayチケット(きょうと みやこびと わんでい ちけっと)は、南海電気鉄道、泉北高速鉄道と、京阪電気鉄道(京阪は自社での発売無し)が共同で発行していた一日乗車券である。2019年3月31日利用分をもって発売終了。
概要
[編集]南海線や泉北高速線の沿線から、京阪線の沿線(京都東山・宇治・大阪北河内方面)を訪れる乗客向けに通年発売していた[1][2]。乗車券は磁気カード式で、有効期間内(概ね年度ごとで区切り)の任意の1日間で利用可能であった。
京都方面へのアクセスは、必ず大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)線を経由して京阪線を利用する必要があり、同じく大阪から京都方面に向かう阪急線やJR線など指定路線以外は利用不可。また、2017年まで京阪電鉄にて発売していた「京阪みやこ漫遊チケット」とは異なり、京都市内のすべてのバス路線や京都市営地下鉄の利用も不可。
フリーエリア
[編集]京阪電車全線(大津線系統・ケーブルを除く)と、Osaka Metro全線に加え、以下の区間が乗り降り自由であった。
- 南海北部版 - 南海本線 難波駅 - 堺駅間、高野線 汐見橋駅 - 岸里玉出駅 - 中百舌鳥駅間
- 南海中部版 - 南海北部版に加え、南海本線孝子駅までと、高野線天見駅まで、空港線 泉佐野駅 - りんくうタウン駅間、高師浜線全線、多奈川線全線
- 泉北高速版 - 南海北部版に加え、泉北高速鉄道全線
- 南海南部版 - 南海電車全線(関西空港駅、高野山駅を含む)
※南海線内の座席指定列車に乗車する場合は、別途料金が必要。京阪線内の特急列車(プレミアムカーを除く)は特急料金不要。
発売額
[編集]発売終了時点。大人のみの設定。※泉北高速版は泉北高速線各駅のみで発売
- 南海北部版 - 1,430円
- 南海中部版・泉北高速版 - 1,890円
- 南海南部版 - 2,360円
関連項目
[編集]- 京都アクセスきっぷ・関空アクセスきっぷ(阪急版) - 南海電鉄と阪急電鉄にて、関西空港から京都方面へ旅行する観光客(あるいはその逆)向けに発売している片道乗車券。
- 京阪みやこ漫遊チケット(発売終了)- 京阪線沿線から京都市内へ周遊する乗客向けに発売していた一日乗車券。こちらは、京都市営地下鉄や京都市営バスも利用可能であった。
脚注
[編集]- ^ “京都みやこびと1dayチケット”. 南海電気鉄道. 2018年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月24日閲覧。
- ^ 「京都みやこびと1dayチケット」を継続発売します (PDF) - 南海電気鉄道(2013年3月22日)2020年11月24日閲覧