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亜庭湾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
樺太南端にある亜庭湾

亜庭湾(あにわわん)、アニワ湾ロシア語: Зали́в Ани́ва)は、樺太南端に位置し、宗谷海峡に面している。南に開けた湾であり、西の西能登呂岬から東の中知床岬を結ぶ線より北側の海域を指す。湾岸で大きな町には大泊コルサコフ)がある。北緯46度と亜寒帯にあるため、冬季は海氷に覆われる。

亜庭湾のうち、日本統治時代のコルサコフ周辺は、日露戦争で活躍した笠置型防護巡洋艦千歳にちなみ「千歳湾」と呼ばれていた[1]が、現在はロソセイ湾と呼ばれている。

概説

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近年、サハリン2の開発事業(サハリンプロジェクト)において亜庭湾への浚渫土砂投棄が問題視されている。これには日本漁業関係者のみならず、コルサコフの行政もこの行為に反対している。

脚注

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  1. ^ 明治樺太地図③ (豊原・眞岡)

関連項目

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