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井筒陸也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
井筒 陸也
名前
カタカナ イヅツ リクヤ
ラテン文字 IZUTSU Rikuya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-02-10) 1994年2月10日(30歳)
出身地 大阪府
身長 179cm[1]
体重 71kg[1]
選手情報
ポジション DF
利き足 左足
ユース
2009-2011 日本の旗 初芝橋本高校
2012-2015 日本の旗 関西学院大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2018 日本の旗 徳島ヴォルティス 54 (2)
2019-2021 日本の旗 Criacao Shinjuku 47 (2)
通算 101 (4)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

井筒 陸也(いづつ りくや、1994年2月10日 - )は、大阪府出身の元サッカー選手ポジションディフェンダー

来歴

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初芝橋本高校を経て、関西学院大学へ入学。大学ではサッカー部に所属し、呉屋大翔小林成豪が同期に当たる。大学4年生次にはキャプテンを務めて、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント全日本大学サッカー選手権大会(インカレ) 、関西学生サッカー選手権大会および関西学生サッカーリーグの全てで優勝を果たした[2]。単独大学の四冠達成は大学サッカー史上初。

2016年に徳島ヴォルティスへ加入した[1]。同年8月27日の天皇杯1回戦・FC徳島セレステ戦で公式戦初出場[3]

2017年5月17日、J2リーグ第14節・ツエーゲン金沢戦にて、累積警告で出場停止のニコラ・ヴァシリェヴィッチに代わり先発起用され Jリーグ初出場[4]

2018年、徳島ヴォルティス選手会長に就任。リーグ戦では、キャリアハイとなる33試合に出場。

2019年1月7日、プロサッカー選手を引退して、株式会社Criacao入社および同社が運営するサッカークラブCriacao Shinjukuへ加入することが発表された[5][6]。2021年シーズンには、関東サッカーリーグ1部ベストイレブンに選出[7]

2022年1月18日、現役引退が発表された[8]

人物

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サッカー専門誌『フットボリスタ』や『フットボール批評』に多数の記事を寄稿している[9][10][11][12]。自身のnoteには、二万人を超えるフォロワーがいる[13]

プロ3年目のシーズンに、現役のJリーガーが所属するクラブを越えて活動するコミュニティ「ZISO」を立ち上げ「新しいJリーガー像」の追求を標榜している[14]

プロサッカー選手を辞めて株式会社Criacao入社後は、キャリア事業に携わった後に広報部を立ち上げ、平日はPR業務に携わる傍ら、平日夕方や週末に社会人選手としてサッカーをプレーしている。Criacao Shinjukuの公式コンテンツの大半を井筒自身が作成している[15]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2014 関学大 3 - - - 3 0 3 0
2015 - - 1 0 1 0
2016 徳島 15 J2 0 0 - 2 0 2 0
2017 21 1 - 0 0 21 1
2018 33 1 - 1 0 34 1
2019 C新宿 3 関東2部 18 1 - - 18 1
2020 関東1部 7 0 - - 7 0
2021 22 1 - - 22 1
通算 日本 J2 54 2 - 3 0 57 2
日本 関東1部 29 1 - - 29 1
日本 関東2部 18 1 - - 18 1
日本 - - 4 0 4 0
総通算 101 4 0 0 7 0 108 4
その他公式戦
  • 2021年
    • JFL・地域リーグ入れ替え戦 1試合1得点

タイトル

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クラブ

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関西学院大学

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 井筒 陸也選手 新加入内定のお知らせ』(プレスリリース)徳島ヴォルティス、2015年11月6日http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=70172016年1月25日閲覧 
  2. ^ “相手コーチは幼稚園時代からの恩師…MVP関学大主将DF井筒が運命的な恩返し”. ゲキサカ. (2015年12月19日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179007-179007-fl 201 6-1-25閲覧。 
  3. ^ “[徳島]天皇杯1回戦で公式戦初出場を果たした井筒陸也。冨田大介から多くのことを学ぶ”. サッカー専門新聞ELGOLAZO web版 BLOGOLA. (2016年8月31日). http://blogola.jp/p/66775 2018年8月7日閲覧。 
  4. ^ 柏原 敏. “徳島vs金沢のマッチレポート・動画(明治安田生命J2リーグ:2017年5月17日)”. Jリーグ. 2018年8月7日閲覧。
  5. ^ 井筒 陸也選手 引退のお知らせ』(プレスリリース)徳島ヴォルティス、2019年1月7日http://www.vortis.jp/information/news/detail.php?id=12552021年9月1日閲覧 
  6. ^ 井筒陸也選手 加入のお知らせ』(プレスリリース)株式会社Criacao、2019年1月7日https://criacao.co.jp/soccerclub/information/post-859/ 2021年9月1日閲覧 
  7. ^ 2021年度(第55回)関東サッカーリーグ 結果&表彰”. 関東サッカーリーグ (2021年11月22日). 2022年12月4日閲覧。
  8. ^ 井筒陸也 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)株式会社Criacao、2022年1月18日https://criacao.co.jp/soccerclub/club-information/post-8335/2022年1月19日閲覧 
  9. ^ 平成後の日本のサッカー選手たち。「ミスチル世代」の先にある風景”. ソルメディア. 2019年4月閲覧。
  10. ^ フットボール批評issue26 連載「フットボールとは何か?」#1 井筒 陸也×loundraw(イラストレーター). 株式会社カンゼン. (2019年11月6日) 
  11. ^ フットボール批評issue27 連載「フットボールとは何か?」#2 井筒陸也×亀本寛貴(GLIM SPANKY). 株式会社カンゼン. (2020年3月6日) 
  12. ^ フットボール批評issue28 連載「フットボールとは何か?」#3 井筒 陸也×小林祐三(サガン鳥栖). 株式会社カンゼン. (2020年6月8日) 
  13. ^ 井筒陸也|敗北のスポーツ学”. 2019年9月閲覧。
  14. ^ 井筒陸也の挑戦。Jリーガーがコミュニティを創設した理由”. ソルメディア. 2019年4月閲覧。
  15. ^ 飯尾篤史 (2021年8月26日). “Jリーガーを辞めてJリーグを目指す“矛盾” プロ3年で引退した井筒陸也の今「僕がJリーガーに戻ることにはなんの意味もない」”. Sports Graphic Number. 2021年9月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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