井上政信
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井上 政信(いのうえ まさのぶ、明治22年(1889年)12月15日[1] - 昭和4年(1929年)4月24日)は、日本の内務官僚。熊本県士族[2]。兵庫県警察部長[3]。元宮崎銀行頭取井上信一の父[4]。妻清子は元鉄道大臣小川平吉長女[3]。弟井上春成は元工業技術庁長官[3]。
経歴
[編集]熊本県飽託郡健軍村(現在の熊本市)出身[1]。熊本県士族・井上清熊の長男[2]。明治28年(1895年)家督を相続する[2]。大正3年(1914年)東京帝国大学法科大学政治学科を卒業し文官高等試験に合格する[2]。宮城県属、滋賀・埼玉各県理事官を経て大正12年(1923年)欧米各国の地方行政の調査を終え、石川県理事官、高知県警察部長、同県書記官・警察部長、復興局事務官、同書記官を歴任し経理部会計課長に補せらる[2]。兵庫県警察部長在職中に脳溢血で死去した[5]。
家族・親族
[編集]井上家
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 昭和之日本 1929, p. 271.
- ^ a b c d e f g h i j k l 『人事興信録』(昭和3年)イ二八
- ^ a b c 佐藤朝泰 著 『豪閥 地方豪族のネットワーク』 (立風書房 2001年) 445頁
- ^ 佐藤朝泰 著 『豪閥 地方豪族のネットワーク』 (立風書房 2001年) 448頁
- ^ 東京朝日新聞1929年4月25日夕刊2面「井上兵庫県警察部長 脳溢血で逝く」。
参考文献
[編集]- 『御大典記念 昭和之日本』東京毎夕新聞社、1929年。