五島市立大浜小学校
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五島市立大浜小学校 | |
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北緯32度39分05秒 東経128度48分53秒 / 北緯32.6515度 東経128.814694度座標: 北緯32度39分05秒 東経128度48分53秒 / 北緯32.6515度 東経128.814694度 | |
過去の名称 |
第五大学区第五中学区福江小学校大浜分校 大浜学区公立下等大浜小学校 大浜学区公立中等大浜小学校 尋常大浜小学校 大浜尋常小学校 大浜尋常高等小学校 大浜村大浜国民学校 大浜村立大浜小学校 福江市立大浜小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 五島市 |
設立年月日 |
【分校創立】 1874年(明治7年)11月1日 【独立】 1880年(明治13年) |
閉校年月日 | 2024年(令和6年)3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B142210001018 |
所在地 | 〒853-0025 |
長崎県五島市小泊町328番地 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
五島市立大浜小学校(ごとうしりつ おおはましょうがっこう)は、長崎県五島市小泊(おどまり)町にあった公立小学校。
2024年(令和6年)3月末をもって閉校し、五島市立本山小学校へ統合された。
概要
[編集]- 歴史
- 1874年(明治7年)に「福江小学校大浜分校」として創立。1880年(明治13年)に独立。創立年数は独立年(1880年)を起点として計算されており、2024年(令和6年)3月末をもって閉校し、その歴史に幕を下ろした。
- 校章
- 校名の「大」の文字を図案化したものを背景にして中央に「小」の文字を置いている。
- 校歌
- 現校歌は1959年(昭和34年)に制定。作詞は中田秀夫、作曲は松尾政彦による。歌詞は3番まであり、各番に「大浜小」が登場する。
- 校区
- 住所表記で五島市の後に「浜町、小泊町、増田町」が続く地区。中学校区は五島市立翁頭中学校[1]。
沿革
[編集]- 1871年(明治4年)- 廃藩置県により福江県に属することとなる。福江県は間もなく長崎県に編入される。
- 1872年(明治5年)7月 - 学制が頒布される。
- 1874年(明治7年)11月1日 -「第五大学区第五中学区長崎県管下松浦郡福江小学校 大浜分校」が開校。黄島(おうしま)に分教場を設置。
- 1877年(明治10年)- 暴風雨で校舎が倒壊。小泊郷字古園328番地(現在地)苗代官役所の殻蔵に移転。
- 1878年(明治11年)- 郡制の施行により、松浦郡は東西南北の4郡に分割され南松浦郡に属することとなる。学区は南松浦郡福江部に属する。
- 1880年(明治13年)- 教育令の施行により、福江小学校から分離し「大浜学区公立下等大浜小学校」として独立。
- 1882年(明治15年) - 児童数の増加により浜郷字中野に校舎を新築。中等科を設置し「大浜学区公立中等大浜小学校」に改称。黄島分教場を黄島分校とする。
- 1886年(明治19年)9月 - 小学校令の施行により、尋常科を設置の上「尋常大浜小学校」に改称。修業年限を4年とする。
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、南松浦郡大浜村立の小学校となる。
- 1892年(明治25年)11月 - 増田郷字岡田に増田分教場を設置。
- 1893年(明治26年)
- 1899年(明治32年)5月 - 本校2学級(複式)・増田分教場1学級(複式)、計3学級編成とする。
- 1900年(明治33年)
- 3月 - 福江高等小学校を運営する組合から大浜村が脱退。
- 4月 - 高等科を併置し「大浜尋常高等小学校」に改称(尋常科4年・高等科4年)。
- 1902年(昭和35年)5月 - 校舎改築のため、尋常科の授業を熊野神社、高等科の授業を塩津神社、裁縫科の授業を来迎院で行う。
- 1903年(昭和36年)11月 - 新校舎が完成し移転を完了。分散授業を終了。
- 1908年(明治41年)4月 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長される。
- 修業年限が「尋常科4年・高等科4年」から「尋常科6年・高等科2年」に変更される。
- 旧高等科1年を尋常科5年に、旧高等科2年を尋常科6年に、旧高等科3年を高等科1年に、旧高等科4年を高等科2年に振り替える。
- 1910年(明治43年)2月 - 1教室を増築。
- 1912年(明治45年)2月 - 大浜実業補習学校(修業年限2年)を併設。
- 1917年(大正6年)7月 - 運動場が整備される。
- 1920年(大正9年)3月 - 校内に大浜村立図書館が設置される。
- 1938年(昭和13年)4月 - 増田分教場を廃止。
- 1935年(昭和10年)- 青年学校令の施行により、併設の大浜実業補習学校が「大浜青年学校」となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「大浜村大浜国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
- 旧・大浜国民学校の初等科が改組され、「大浜村立大浜小学校」となる。
- 旧・大浜国民学校の高等科と青年学校の普通科が改組され、大浜村立大浜中学校(新制中学校)となり、当面の間小学校に併設される。
- 1949年(昭和24年)4月 - 大浜中学校が隣村の本山中学校と統合され、本山大浜両村組合立翁頭中学校となったため、併設を解消。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 町村合併・市制施行により、「福江市立大浜小学校」に改称。
- 1955年(昭和30年)4月 - 児童数が最大328名(9学級)を記録。
- 1957年(昭和32年)7月 - 2教室を増築。
- 1959年(昭和34年)
- 6月 - 運動場を拡張。
- 8月 - 2教室を増築。
- 9月 - 校歌を制定。
- 1967年(昭和42年)1月 - 鉄筋コンクリート造3階建ての新校舎が完成。
- 1979年(昭和54年)
- 5月 - 体育館が完成。
- 10月 - 福江小学校から独立した1880年(明治13年)を起点として創立100周年記念式典を挙行。
- 1984年(昭和59年)3月 - 特別教室を増築。
- 1990年(平成2年)12月 - 校舎の大規模改修工事を完了。
- 1993年(平成5年)3月 - プールが完成。
- 2004年(平成16年)8月1日 - 市町村合併により、「五島市立大浜小学校」(現校名)へ改称。
- 2024年(令和6年)3月31日 - 五島市立本山小学校への統合により、閉校。
交通アクセス
[編集]- 最寄りのバス停
- 五島自動車(五島バス)「大浜農協前」バス停
- 最寄りの道路
周辺
[編集]参考資料
[編集]- 「福江市史 上巻」(1995年(平成7年)3月31日, 福江市)第3編 教育・文化、第2章 学校教育、第2節 学校の沿革と現況 p. 388
脚注
[編集]- ^ 就学指定学校及び区域外通学について - 五島市ウェブサイト
- ^ 1892年(明治25年)「尋常黄島小学校」、1893年(明治26年)「黄島尋常小学校」、1918年(大正7年)「黄島尋常高等小学校」、1941年(昭和16年)「大浜村黄島国民学校」、1947年(昭和22年)「大浜村立黄島小学校」、1954年(昭和29年)「福江市立黄島小学校」、2000年(平成12年)「福江市立福江小学校黄島分校」(分校化と同時に休校)、2004年(平成16年)五島市立福江小学校黄島分校(休校)、2011年(平成23年)閉校。
- ^ 南松浦郡の5村。福江村・奥浦村・崎山村・本山村・大濵村。