五十嵐崇博
五十嵐 崇博(いがらし むねひろ)は、日本の国土交通技官、土木学会認定上級土木技術者(河川・流域)。国土交通省大臣官房審議官や、国土交通省水資源部長、内閣官房内閣審議官兼水循環政策本部事務局長、応用地質取締役副社長を務めた。
人物・経歴
[編集]福井県出身。福井県立藤島高等学校を経て、1985年東京工業大学(のちの東京科学大学)大学院工学研究科土木工学専攻修了、建設省入省[1][2]、中部地方建設局河川部河川計画課配属蓮ダム建設担当[3]。
1995年建設省河川局河川環境課長補佐。1998年中国地方建設局苫田ダム工事事務所長。2000年中国地方建設局企画部企画調査官。2001年中国地方整備局企画部企画調整官。2003年国土交通省大臣官房技術調査課企画専門官。
2005年ダム水源地環境技術研究所研究第二部主任研究員。ダム水源地環境整備センター調査第二部長を経て、2008年国土交通省河川局防災課災害対策室長[4][5]。
2009年から国土交通省水管理・国土保全局河川局砂防部海岸室長を務め、東日本大震災政府調査団で被災地の調査などにあたった[5][6][7]。2011年土木学会認定上級土木技術者(河川・流域)[8]。2012年中部地方整備局河川部長[5][9]。
2014年国土交通省水管理・国土保全局河川環境課長[10]。2016年国土交通省大臣官房審議官(道路局担当)[11]。同年国土交通省水管理・国土保全局水資源部長[12]、内閣官房水循環政策本部事務局長[13]。この間筑波大学大学院非常勤講師等も務めた[14]。
2017年退官、応用地質理事[15]。2018年応用地質専務執行役員。2020年応用地質副社長執行役員。2023年応用地質取締役副社長・副社長執行役員[5][16]。
脚注
[編集]- ^ 国交省幹部人事/技術審議官に五道仁実氏昇格/担い手審議官は厚労省の木原亜紀生氏日刊建設工業新聞2016年6月21日2面
- ^ 五十嵐崇博
- ^ 五十嵐崇博氏(いがらし・むねひろ、国土交通省中部地方整備局河川部長)建通新聞2012/10/23
- ^ 毎月1回1日発行 発行 社団法人 全国防災協会 防 災全国防災協会
- ^ a b c d 役員一覧応用地質
- ^ (てんでんこ)防潮堤:18 基準朝日新聞デジタル2016年4月28日05時00分
- ^ 仙台湾南部海岸、「粘り強い」海岸堤防が着工日本経済新聞2012/3/13付
- ^ 土木学会認定土木技術者資格 認定者一覧(2018年5月現在)土木学会
- ^ 『安全確保に向け、揖斐川の治水事業急げ!』地元期成同盟会が国に要望書国土交通省
- ^ 「お 知 ら せ」国土交通省
- ^ 「人事、国土交通省 (2016/6/20 23:28)」日本経済新聞2016/6/20 23:28
- ^ 「国交省人事/国総研所長に藤田光一氏、国土地理院長は村上広史氏昇格/6月21日発令」日刊建設工業新聞 [2016年6月16日1面]
- ^ 国連【世界水の日】記念 水未来会議 2017日本水フォーラム
- ^ 「大学院共通科目」筑波大学
- ^ 国家公務員法第106条の25第2項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の公表について平成 30 年9月 21 日 内閣官 房
- ^ 取締役候補者、補欠監査役候補者の選任及び執行役員の異動に関するお知らせ応用地質株式会社
|
|
|