二酸化炭素回収装置
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二酸化炭素回収装置(にさんかたんそかいしゅうそうち)は排出された二酸化炭素を回収または利用することを可能にする装置である。
概要
[編集]大気中の二酸化炭素を対象に回収する二酸化炭素回収装置についてウォレス・スミス・ブロッカーは「装置は自動車と同じくらい複雑で費用もおおむね3万ドルである。」と発言している[1]。
日本の企業では三菱重工業の原油増進回収(EOR=Enhanced Oil Recovery)という技術を用いている。 発電所や工場から排出された二酸化炭素を回収しパイプラインなどで油田の油層に送り地下に残っている原油を回収し、二酸化炭素はそのまま地中に貯蓄することで、地球温暖化対策にも大きく貢献することができる技術である。
脚注
[編集]- ^ 地球に住めなくなる日(デイヴィッド・ウォレス・ウェルズ NHK出版 2020年 第3部)
参考文献
[編集]- 「二酸化炭素排出に対する取り組み」TOSHIBA 閲覧日12月3日
- 「CO2回収装置」三菱重工 閲覧日12月3日
- 「CO2回収技術に魅せられた東大生が描く資源循環、火星開拓にも?」ニュースイッチ 閲覧日12月3日