久保田政子
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久保田 政子(くぼた まさこ、1934年(昭和9年)8月30日 - )は、青森県八戸市鮫町出身[1]の画家[2]。主に馬を題材にした油絵を描いている。女子美術大学卒業[2][1]。
作品・個展
[編集]馬を描く画家として知られており[1][3]、日本中央競馬会・競馬博物館メモリアルホールに、顕彰馬のトウショウボーイ、メジロマックイーン、タイキシャトルなどを描く[2]。軍馬として徴用された馬への鎮魂の思いも込め[3]、これまでに8,000頭以上の馬の絵を描いている[2][1]。1990年以降は、青森県南の各神社に大絵馬を奉納[2]。2005年以降は、等身大の馬の絵を描くため、廃校となった小学校での制作も行っており[2]、銀座フォルム画廊、銀座松屋、八戸市のさくら野百貨店[3]、青森県立美術館、八戸市美術館[4]、東京芸術劇場(2015年4月)など各地で個展を開催した。
来歴
[編集]- 1961年 - 女流画家協会プールブー賞受賞
- 1978年 - 日仏現代美術展出品
- 1979年 - 日仏現代美術展出品
- 2006年 - 青森県文化賞受賞[2]
- 2011年 - デーリー東北賞受賞[2]
- 2014年 - 紺綬褒章受章(一部に紫綬と紹介されているが誤りである)
- 2018年- デーリー東北新聞にて半生紀「政子を生きて」を連載
- 2019年- 紺綬褒章再受章
脚注
[編集]- ^ a b c d “久保田政子さんを駒っこランド「ホースメッセンジャー」に委嘱”. BUNKA新聞. (2012年5月8日) 2013年8月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “デーリー東北賞:受賞者紹介”. デーリー東北. 2013年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。
- ^ a b c 有吉正徳 (2007年1月26日). “「馬の画家」鎮魂の絵筆”. 朝日新聞. オリジナルの2007年2月15日時点におけるアーカイブ。 2013年8月31日閲覧。
- ^ “八戸市美術館で久保田政子油絵展 - 青森のニュース - 都道府県別 - 47NEWS(よんななニュース)”. 47NEWS. 2015年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。