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久保庭眞彰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
久保庭 眞彰
人物情報
生誕 1949年????
日本の旗 日本
出身校 横浜国立大学一橋大学
学問
研究分野 経済学(計量経済学)
学位 博士(経済学)
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久保庭 眞彰(くぼにわ まさあき、1949年 - )は、日本経済学者。専門は、比較経済システム論・ロシア経済論・産業関連分析・計量経済学。元比較経済体制学会代表幹事一橋大学名誉教授。ロシア科学アカデミー中央数理経済研究所名誉博士

経歴

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横浜国立大学経済学部の越村信三郎ゼミで学び、1972年に卒業した。1974年一橋大学大学院経済学研究科修士課程を修了。1977年同博士課程単位取得[1][2]。指導教官は関恒義であった[3]

1977年に一橋大学経済研究所専任講師となった。後に同助教授昇進。宮鍋幟とともに研究所米欧ソ経済部門でソ連経済を担当した。1990年から一橋大学経済研究所米・欧・ロシア経済研究部門教授に昇進。2004年より一橋大学経済研究所長。他大学における客員研究員としては、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員研究員。ソビエト連邦科学アカデミー中央数理経済研究所客員研究員、後にレオンチェフセンター客員研究員、フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員。2012年、『ロシア経済の成長と構造 : 資源依存経済の新局面』を一橋大学に提出して博士(経済学)号を取得[4]。2012年、一橋大学定年退職し、名誉教授となった。その後も一橋大学経済研究所特任教授。イースト・ウエスト・センター客員研究員を経て、2014年国立中興大学国際政治研究院国際平和戦略センター上席研究員フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員。2015年インターナショナル・パシフィック大学国際政治大学院教授。2016年、中華民国技科部招聘国立政治大学国際事務学院客座教授[5][6][7]

受賞・栄典

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研究内容・業績

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著書

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単著

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  • Quantitative economics of socialism : input-output approaches, (Kinokuniya, 1989)
  • 『現代社会主義経済分析の基礎:計画・コンピュータ・市場』(岩波書店、1990年)
  • 『ロシア経済の成長と構造:資源依存経済の新局面』(岩波書店、2011年)

共編書

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脚注

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  1. ^ 「HCD公開ゼミ「たすきをつなぐ経済学」」横浜国立大学社会科学系同窓会
  2. ^ 「久保庭眞彰」一橋大学
  3. ^ 「昭和48年度 学位授与・単位修得論文」一橋研究
  4. ^ 一橋大学 , 博士(経済学) , 乙第492号 , 2012-04-11
  5. ^ 「久保庭真彰」国立政治大学俄羅斯研究所
  6. ^ a b 「久保庭眞彰」
  7. ^ 「一橋のソ連経済研究」一般社団法人如水会
  8. ^ 「産官学の研究拠点として機能する世界の研究者が集えるロシア研究センター」HQ21
  9. ^ 「わたしの勉学時代」関塾タイムズ
  10. ^ 再生可能エネルギーの政治経済学: エネルギー政策のグリーン改革に向けて p313
先代
栖原学
比較経済体制学会代表幹事
2011年 - 2013年
次代
田畑理一