丸山雍成
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丸山 雍成(まるやま やすなり、1933年2月27日[1] - )は、日本の日本史学者[1]。専門は日本近世史、交通史[1]。
来歴
[編集]現在の熊本県玉名市に生まれる[2]。熊本県立玉名高等学校を経て1957年に東北大学文学部国史学科を卒業した[3]。1965年に東北大学大学院文学研究科博士課程を修了した[3]。
駒澤大学で講師・助教授を務めた後、1973年に[要出典]九州大学助教授に移り、九州大学で教授に昇格して、九州文化史研究施設長も務めた[1][2]。この間、1977年に「近世宿駅の基礎的研究」により、東北大学より文学博士号を取得した[4]。
1994年に「日本近世交通史の研究」で日本学士院賞を受賞する[1]。1996年に[要出典]九州大学を定年退官して、名誉教授となる[3]。同年より、[要出典]西南学院大学教授を務めた[1]。
著書
[編集]- 『近世宿駅の基礎的研究』吉川弘文館 1975
- 『日本近世交通史の研究』吉川弘文館 1989
- 『九州・その歴史展開と現代』文献出版 1994
- 『封建制下の社会と交通』吉川弘文館 2001
- 『参勤交代』吉川弘文館・日本歴史叢書 2007
- 『邪馬台国魏使が歩いた道』吉川弘文館 歴史文化ライブラリー 2009
共著・編など
[編集]- 『柳河藩立花家文書目録』九州大学文学部国史学研究室、九州文化史研究施設編集(校訂)文献出版 1976
- 『幕藩体制の新研究』(編)文献出版 1982
- 『幕藩制下の政治と社会』(編)文献出版 1983
- 『日本の近世 第6巻 情報と交通』(編)中央公論社 1992
- 『前近代における南西諸島と九州 その関係史的研究』(編)多賀出版 1996
- 『近世交通の史的研究』(編)文献出版 1998
- 『日本近世の地域社会論』(編)文献出版 1998
- 『長崎街道 鎖国下の異文化情報路』編著 日本放送出版協会 2000
- 『日本交通史辞典』小風秀雅、中村尚史共著 吉川弘文館 2003
- 『博多・福岡と西海道』長洋一共編 吉川弘文館 2004 街道の日本史