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AZ-COM丸和MOMOTARO'S

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AZ-COM丸和MOMOTARO'S
原語表記 AZ-COM丸和MOMOTARO'S
愛称 MOMOTARO'S (モモタローズ)
AZ-MOMOTARO'S
創設年 2013年
本拠地 埼玉県吉川市
グラウンド 東京大学丸和柏FUSIONフィールド
代表 細谷直(GM)
監督 細谷直(兼任)
ヘッドコーチ 伊藤宏明
所属リーグ トップイーストリーグAグループ
公式サイト
https://www.az-momotaros.jp/
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AZ-COM丸和MOMOTARO'S(アズコム丸和モモタローズ)は、2024-25シーズンからトップイーストリーグAグループとなる丸和運輸機関の社会人ラグビーチームである[1][2][3]。MOMOTARO'Sは、会社のブランド名「桃太郎便」にちなむ。2023-24シーズンまでのチーム名は、丸和運輸機関AZ-MOMOTARO'S(まるわうんゆきかんアズモモタローズ)。2013年創部。本拠地は埼玉県吉川市[4]千葉県柏市東京大学柏キャンパス内に練習グラウンド「東京大学丸和柏FUSIONフィールド」を持つ[5][6]

系列チーム

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  • 2016年度から2018年度まで、「丸和運輸機関ラグビー部」「ジャパンクイックサービスラグビー部(JQS momotaro RFC)」の2チーム体制だったが、2019年度からは「丸和運輸機関AZ-MOMOTARO'S」1チームとなった[7][8]
  • 丸和運輸機関の系列会社である関西丸和ロジスティックスの関西丸和ロジスティックスラグビー部が、2023年からトップウェストAリーグに所属している[9]

グラウンド

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東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド

住所:千葉県柏市柏の葉5-1-5

東京大学柏地区キャンパス内にあるラグビー場[5][10]。丸和運輸機関の和佐見勝社長が個人として東京大学に20億円の寄付を行い整備された[6][11]。2020年11月、東京大学UTSSI(スポーツ先端科学連携研究機構)[12]と丸和運輸機関が同社ラグビーチームの強化を伴うスポーツ科学分野での共同研究契約を締結した。2022年3月完成[13]

歴史

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出典[7]

  • 2013年に発足。
  • 2014年、関東社会人リーグ(3部)に所属(リーグに所属したこの年を創部初年としている[14])。全勝優勝・入替戦勝利で、2部昇格が決定。
  • 2016年、専用グラウンドを埼玉県吉川市に設置。関東社会人リーグ2部の「丸和運輸機関ラグビー部」、同3部の「ジャパンクイックサービスラグビー部」の2チーム体制となる。「丸和運輸機関」は1部へ昇格。
  • 2017年、「丸和運輸機関」がトップイーストリーグのディビジョン2へ昇格。トップリーグから数えて4部相当。
  • 2018年、「ジャパンクイックサービスラグビー部」は「JQS momotaro RFC」として関東社会人2部で活動し、活動終了[8]
  • 2019年に、会社ブランド名「桃太郎便」にちなみ、チーム名を「丸和運輸機関AZ-MOMOTARO'S」とし、ロゴなどを制定[15]。トップイーストリーグのディビジョン2で1位になるも、昇格ならず。
  • 2020年からのトップイースト再編成により、トップイーストリーグのCグループとなる。
  • 2020年、東京大学スポーツ先端科学連携研究機構[12]と共同研究契約を締結[6][13]
  • 2021年、トップイーストリーグCグループを全勝優勝。入替戦も勝利し、トップイーストリーグBグループへ昇格。
  • 2022年、東京大学柏キャンパス内(千葉県柏市)にラグビー場2面を持つ「東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド」が竣工し、2023年春に天然芝グラウンドも整備完了[16][17]
  • 2023年、トップイーストリーグBグループで2位。入替戦に勝利し、トップイーストリーグAグループへ昇格を決める。
  • 2024年、チーム名を「AZ-COM丸和MOMOTARO'S(アズコム丸和モモタローズ)」とする[1][2][3]。丸和運輸機関の親会社「AZ-COM丸和ホールディングス」にちなむ。GM兼監督に細谷直、ヘッドコーチに伊藤宏明が就任。

タイトル

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最上位リーグ

なし

下位リーグ

成績

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リーグ戦戦績

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  • 2014-15 関東社会人リーグ3部 Bブロック 優勝(5勝)、入れ替え戦:勝利、関東社会人リーグ2部に昇格
  • 2015-16 関東社会人リーグ2部 Dブロック 2位(4勝1敗)
  • 2016-17 関東社会人リーグ2部 Bブロック 優勝(6勝)、関東2部順位決定戦:2位、関東1部・2部順位決定戦:3位、関東社会人リーグ1部昇格に昇格[18]
  • 2017-18 関東社会人リーグ1部 優勝(6勝1分)、トップイースト2部・関東1部順位決定戦:3位、トップイーストリーグDiv.2に昇格[19]
  • 2018-19 トップイーストリーグDiv.2 5位(3勝3敗1分)
  • 2019-20 トップイーストリーグDiv.2 優勝(5勝2敗)、順位決定戦・3位、リーグ再編に伴いトップイースト-Cへ参入[20]
  • 2021-22 トップイーストリーグCグループ 1位(7勝0敗)、トップイーストリーグ入替戦・勝利、トップイースト-B昇格
  • 2022-23 トップイーストリーグBグループ 1位(6勝2敗)、トップイーストリーグ入替戦・敗北、トップイースト-B残留
  • 2023-24 トップイーストリーグBグループ 2位(5勝3敗)、トップイーストリーグ入替戦・勝利、トップイースト-A昇格

主な選手

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出典[21]

脚注

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  1. ^ a b c スポーツコミュニケーションズ. “トップイーストA昇格・AZ-COM丸和MOMOTARO’S、新体制発表! 細谷GM兼監督「丸和ピクチャーを見せる」 – SPORTS COMMUNICATIONS”. 2024年3月7日閲覧。
  2. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2024年3月7日). “元日本代表HO木津武士が現役復帰 トップイースト「アズコム丸和モモタローズ」のプレーイングコーチ就任”. サンスポ. 2024年3月7日閲覧。
  3. ^ a b 編集者 (社内スタッフ) (2024年3月7日). “【丸和運輸機関ラグビー部チーム新体制及び新チーム名発表記者会見内容】 | MOMOTARO’S 丸和運輸機関ラグビー部公式サイト”. 2024年3月7日閲覧。
  4. ^ 丸和運輸機関AZ-MOMOTARO'S's Photos in @azmomotaros Instagram Account”. 2020年2月1日閲覧。
  5. ^ a b 関連組織・施設 – 柏キャンパス東京大学柏/UTokyo Kashiwa”. 2024年3月8日閲覧。
  6. ^ a b c 東大に20億円の個人寄付! 千葉県柏市のキャンパスに、研究用フィールドがオープン。社会人チーム 丸和の活動拠点に - ラグビーリパブリック” (2021年7月8日). 2024年3月8日閲覧。
  7. ^ a b チーム紹介 | MOMOTARO’S 丸和運輸機関ラグビー部公式サイト” (2019年9月10日). 2024年3月7日閲覧。
  8. ^ a b 第59回(2018年度) 関東社会人連盟秋季大会 2部リーグ対戦表”. JRFU. 2024年3月8日閲覧。
  9. ^ 9月23日(土) 関西丸和 vs 大阪府警察 | 関西ラグビーフットボール協会”. rugby-kansai.or.jp (2023年9月21日). 2024年3月7日閲覧。
  10. ^ 東京大学 [柏キャンパスマップ(東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド)]”. www.u-tokyo.ac.jp. 2024年3月8日閲覧。
  11. ^ AZ-COM丸和グループ代表の和佐見勝が 「東京大学稷門賞」を受賞しました”. AZ-COM丸和ホールディングス. 2024年3月8日閲覧。
  12. ^ a b 東京大学スポーツ先端科学連携研究機構”. utssi.c.u-tokyo.ac.jp. 2024年3月8日閲覧。
  13. ^ a b 「センシングフィールド(仮称)」の和佐見勝氏による寄附について”. 東京大学. 2024年3月8日閲覧。
  14. ^ スポーツ活動(ラグビー部)
  15. ^ https://www.az-momotaros.jp/team/ 2022年1月7日閲覧
  16. ^ 関連組織・施設”. 柏キャンパス東京大学柏/UTokyo Kashiwa. 2024年6月2日閲覧。
  17. ^ 東大に20億円の個人寄付! 千葉県柏市のキャンパスに、研究用フィールドがオープン。社会人チーム 丸和の活動拠点に”. ラグビーリパブリック (2021年7月8日). 2024年6月2日閲覧。
  18. ^ 本来1部へ昇格できる可能性があるのは順位決定戦の上位2チームだが、トップイーストリーグDiv.2へ3チーム(習志野自衛隊ラグビー部日本航空JAL WINGS大塚刷毛ラグビー部)昇格、さらに同じく関東1部・2部順位決定戦に参加した博報堂ラグビー部が3位決定戦を棄権(この棄権により丸和運輸機関ラグビー部が3位となった)したため規定により関東2部へ強制降格したことに伴い昇格枠が大きく拡大されたため関東1部に昇格が決定した。
  19. ^ 本来トップイースト2部へ昇格できる可能性があるのは順位決定戦の上位2チームだが、トップイースト1部へ船岡自衛隊ワイルドボアーズが昇格したことに伴い昇格枠が3に拡大されたためトップイースト2部に昇格が決定した。
  20. ^ 2019-2020までのトップイーストリーグDiv.2は2部で、2020-2021からのトップイースト-Cは3部なので事実上降格となる
  21. ^ 選手・スタッフ紹介
  22. ^ 「弟とまた、戦いたい」。眞野拓也主将[丸和運輸機関]の思い。 - ラグビーリパブリック” (2021年1月31日). 2024年3月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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