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高松 - 関西空港線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高松 - 関西空港線(たかまつ - かんさいくうこうせん)は、大阪府南部にある関西国際空港(KIX)と香川県高松市を結ぶリムジンバス(昼行高速バス)である。

関西空港行きは座席指定制、高松行きは予約定員制。

2020年4月1日から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により全便が運休中[1]で、代替として三宮BT、大阪駅、難波で高松発着の高速バスと関西空港リムジンバスを乗り継ぐ手段が案内されている[2]。 三宮BTで乗り継ぐ場合、乗継割引乗車券が利用できる[3]

概要

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「高松 - 関西空港線」は関西空港交通南海バス四国高速バスジェイアール四国バス[4]4社の共同運行で2002年4月に運行開始した関西国際空港(第1旅客ターミナルバス乗り場、第2旅客ターミナルバス乗り場)とJR高松駅高松駅前バスターミナル)を結ぶ路線である。香川県側では「関空リムジンバス」として案内される。本路線は高松市内と大阪市内を結ぶ「さぬきエクスプレス(大阪)号/高松エクスプレス大阪号[5]とその競合路線の「フットバス (大阪うどん線)[6]との関係と異なり、運行開始から四国高速バス・ジェイアール四国バス・南海バスが路線開設時からきっぷ・回数券の共通化、予約・発券場所の共通化、乗車場所・時刻表の共通化を含めた完全な共同運行体制となっている[7]。 2002年の路線開設時から2013年3月31日までは3往復が丸亀駅発着[8] 、2016年1月16日までは7往復であった。

運行会社

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1日6往復(2020年4月1日から全便運休中)

南海バスは「Airport Limousine」と「Sorae」のロゴが入ったトイレ付き車両[10]、ジェイアール四国バスは「Airport Limousine」の文字が入った本路線専用車両で運行される。四国高速バスも路線開設時は専用車両を用意していたが、2020年現在は高松 - 京都・大阪・神戸線と共通運用になっている。

運行経路および停車停留所

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関西国際空港第2旅客ターミナル (T2) - 関西国際空港第1旅客ターミナル (T1) - 高速大内 - 高速津田 - 高速志度 - 高松中央インターバスターミナル - ゆめタウン高松 - 高松駅
  • 香川県内間のみ、関西国際空港第1ターミナル - 第2ターミナル間のみの利用不可。
  • 室津PAなどで途中休憩あり。
  • 「フットバス (大阪うどん線)」が停車する高速淡路志知、「さぬきエクスプレス(大阪)/高松エクスプレス大阪号」と「フットバス (大阪うどん線)」の双方が停車する鳴門西高速引田高速三木栗林公園前県庁通りには停車しない。
  • 高松中央インターチェンジ付近のバス停は四国高速バス・ジェイアール四国バスが管理する「高松中央インターバスターミナル」発着であり、フットバスが管理する「高松中央インター南バスストップ」には停車しない。

車内設備

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脚注

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  1. ^ 新型コロナウイルス影響に伴う高速バスの運休及び一部発売見合わせについて”. ジェイアール四国バス (2020年4月9日). 2023年9月9日閲覧。
  2. ^ https://www.jr-shikokubus.co.jp/businfo/kanku/
  3. ^ https://www.kate.co.jp/info/detail/413
  4. ^ 2002年の路線開設時から2004年の分社化までは四国旅客鉄道の直営。
  5. ^ 四国高速バスが阪急バス(現在の阪急観光バス)と共同で瀬戸大橋周りで高松市内と大阪市内を結ぶバス路線「さぬきエクスプレス(大阪)」を1996年に開設したのが始まりで、2001年に四国旅客鉄道(現在のジェイアール四国バス)が西日本ジェイアールバスと共同で「高松エクスプレス大阪号」を開設してから2002年の両者での共同運行化までは競合関係にあった。
  6. ^ 旧称は「たかなんフットバス」。加藤汽船関西汽船商船三井)系の高松エクスプレス株式会社が2002年から運行し、2017年まで南海バスと共同運行していた。共同運行終了後も大阪発着便に限り南海バスが運行支援。
  7. ^ ジェイアール四国バスが運行する四国 - 京阪神を結ぶ路線の中では唯一JR系高速バスの予約サイト「高速バスネット」での発売を行っていない。
  8. ^ 廃止された丸亀駅発着便は関西空港交通、南海バス、四国高速バスの3社が1往復ずつ運行、途中は坂出駅(2009年から2013年までは坂出インターバスターミナル善通寺インターバスターミナル)にも停車。
  9. ^ 2016年1月16日までは2往復。
  10. ^ 南海バスは「たかなんフットバス」(当時)にも2017年の共同運行終了までこの塗装の車両を走らせていたが、同路線用の車両には「Airport Limousine」と「Sorae」のロゴはなく、「堺ナンバー」であった。本路線の車両は「和泉ナンバー」であり、両者の識別点となっていた。

関連項目

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外部リンク

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