コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

中野亨道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野 亨道
基本情報
ラテン文字 KODO NAKANO
原語表記 柔道家
フィリピンの旗 フィリピン
出生地 日本の旗 日本岩手県九戸郡野田村[1]
生年月日 (1993-03-08) 1993年3月8日(31歳)
選手情報
階級 男子81キロ級
JudoInside.comの詳細情報
獲得メダル
東南アジア柔道選手権
2013年ネピドー大会 81kg
テンプレートを表示

中野 亨道 (なかの こうどう、1993年3月8日 - )は、日本出身の柔道選手。岩手県九戸郡野田村出身。リオデジャネイロオリンピックフィリピン代表

経歴

[編集]

日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれる[2][3]。出生時より日本とフィリピンの国籍を有する。[1]

9歳の時から地元の道場直心館で柔道を始める。

フィリピン柔道ナショナルチームに所属。

2013年から2015年の世界柔道選手権とIJFワールド柔道ツアーに多数出場した。2013年ミャンマーネピドーで開催された東南アジア柔道選手権で、81Kg級で銅メダルを獲得した。 2013年の時点では清和大学の柔道部に所属していた[1]

2016年リオデジャネイロオリンピックに際しては、当初81kg級で出場予定だった他国の選手が負傷で出場を辞退したことから、国際柔道連盟より繰り上げでの出場が開催直前の8月3日に決定した[3]。この時点では横浜国立大学教育人間科学部大学院の研究生であった[4]

2017年2月に、出身地の野田村から、村の制定した「小野寺賞」を授与された[5]

2017年3月に、横浜国立大学から、学生表彰を授与された[6]

横浜国立大学教育人間科学部大学院生。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 村出身の柔道選手が世界大会に出場」(PDF)『広報のだ』第489号、野田村、2014年1月24日、5頁、2017年11月4日閲覧 
  2. ^ “リオ五輪、柔道に日本人とのハーフ選手が出場”. 共同通信アジア経済ニュース. (2016年8月8日). https://www.nna.jp/news/show/1490144 2017年11月4日閲覧。 
  3. ^ a b “柔道 中野亨道がフィリピン代表でリオ五輪出場へ”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2016年8月5日). オリジナルの2016年8月5日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/c7M7W 
  4. ^ 柔道フィリピン代表でリオ五輪へ 中野亨道選手 - デーリー東北2016年8月6日(47NEWS
  5. ^ 広報のだ2017年3月号 (PDF) - 野田村(p.10を参照)
  6. ^ 平成28年度学生表彰式を実施しました - 横浜国立大学

関連項目

[編集]
  • 渡辺聖未 - 中野と同じく、日本人の父とフィリピン人の母を持つ柔道選手。