中津駅 (Osaka Metro)
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(中津駅 (大阪市高速電気軌道)から転送)
中津駅 | |
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1号出入口(2018年9月) | |
なかつ Nakatsu | |
◄M14 西中島南方 (1.8 km) (1.0 km) 梅田 M16► | |
左下は阪急電鉄の中津駅 | |
所在地 | 大阪市北区中津一丁目13-19 |
駅番号 | M15 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●御堂筋線 |
キロ程 |
5.4 km(江坂起点) 箕面萱野から13.8 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
19,371人/日(降車客含まず) -2023年- |
乗降人員 -統計年度- |
38,397人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)9月24日 |
中津駅(なかつえき)は、大阪府大阪市北区中津一丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 御堂筋線の駅。駅番号はM15。
阪急電鉄にも同名の中津駅があるが、約300メートル離れているため、乗換駅ではない。車内放送を含め、発音の際は「なかつ」と「な」を高く発音する京阪式アクセントを用いる。
歴史
[編集]- 1964年(昭和39年)9月24日:1号線(御堂筋線)梅田 - 新大阪間延伸開通と同時に開業。
- 1989年(平成元年)2月13日:合区により駅の所在地が大淀区から北区に変更となる。
- 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化により、所属事業者・管轄が大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) に変更。
- 2021年(令和3年)3月20日:可動式ホーム柵の使用を開始[1]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地下駅である。構想当初は、天王寺駅と同じように2面3線のホーム計画であった[2]。
ホームの幅員は7メートル[3]で10両編成に対応しており、箕面萱野寄りにY字形の折り返し線がある。改札口は新大阪寄りに北北改札および北南改札が、梅田寄りに南改札が設けられている。
昇降設備は、ホームから改札へは北南改札内にエレベーターがあり、南改札内に上りエスカレーターがある。改札から地上へは2番と5番出入口にエレベーターがあり、4番出入口に上り、下りエスカレーターがある。
トイレは北改札外横に女性用、北南改札内に男性用となっており、オストメイトに対応した多機能トイレがある。南改札外にもトイレがある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[4] |
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1 | 御堂筋線 | 梅田・なんば・天王寺・なかもず方面 |
2 | 新大阪・箕面萱野方面 |
- 天王寺方面からの列車のうち、朝夕ラッシュ時間帯の列車の約4分の1、23時以降の列車の約半数が当駅で折り返す。
-
リニューアル後のホーム(2020年2月)
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リニューアル前のホーム
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リニューアル後の南改札口(2020年2月)
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リニューアル前の南改札口
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リニューアル後の北改札口(2020年2月)
利用状況
[編集]2023年11月7日の1日乗降人員は38,397人(乗車人員:19,371人、降車人員:19,026人)である。
各年度の特定日利用状況は下表の通り。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である(会計年度上、表中に記載の年度となる)。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 出典 | |
---|---|---|---|---|---|---|
府 | メトロ | |||||
1966年(昭和41年) | 11月 | 8日9,020 | 8,558 | 17,578 | [大阪府 1] | |
1967年(昭和42年) | 11月14日 | 10,544 | 10,414 | 20,958 | [大阪府 2] | |
1968年(昭和43年) | 11月12日 | 11,617 | 10,570 | 22,187 | [大阪府 3] | |
1969年(昭和44年) | 1月27日 | 13,515 | 14,320 | 27,835 | [大阪府 4] | |
1970年(昭和45年) | 11月 | 6日16,276 | 15,405 | 31,681 | [大阪府 5] | |
1972年(昭和47年) | 11月14日 | 16,638 | 16,140 | 32,778 | [大阪府 6] | |
1975年(昭和50年) | 11月 | 7日16,714 | 16,824 | 33,538 | [大阪府 7] | |
1977年(昭和52年) | 11月18日 | 16,463 | 16,776 | 33,239 | [大阪府 8] | |
1981年(昭和56年) | 11月10日 | 19,449 | 19,504 | 38,953 | [大阪府 9] | |
1985年(昭和60年) | 11月12日 | 21,464 | 21,460 | 42,924 | [大阪府 10] | |
1987年(昭和62年) | 11月10日 | 23,535 | 23,481 | 47,016 | [大阪府 11] | |
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日22,585 | 22,826 | 45,411 | [大阪府 12] | |
1995年(平成 | 7年)2月15日 | 22,612 | 22,563 | 45,175 | [大阪府 13] | |
1998年(平成10年) | 11月10日 | 21,479 | 24,020 | 45,499 | [大阪府 14] | |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 20,610 | 21,230 | 41,840 | [大阪府 15] | |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 19,795 | 20,567 | 40,362 | [大阪府 16] | |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 20,384 | 20,763 | 41,147 | [大阪府 17] | |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日20,141 | 20,768 | 40,909 | [大阪府 18] | |
2011年(平成23年) | 11月 | 8日19,845 | 20,319 | 40,164 | [大阪府 19] | |
2012年(平成24年) | 11月13日 | 20,580 | 20,954 | 41,534 | [大阪府 20] | |
2013年(平成25年) | 11月19日 | 19,447 | 19,835 | 39,282 | [大阪府 21] | [メトロ 1] |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 19,024 | 19,279 | 38,303 | [大阪府 22] | [メトロ 2] |
2015年(平成27年) | 11月17日 | 20,250 | 20,298 | 40,548 | [大阪府 23] | [メトロ 3] |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日20,009 | 19,864 | 39,873 | [大阪府 24] | [メトロ 4] |
2017年(平成29年) | 11月14日 | 20,301 | 20,109 | 40,410 | [大阪府 25] | [メトロ 5] |
2018年(平成30年) | 11月13日 | 20,290 | 20,388 | 40,678 | [大阪府 26] | [メトロ 6] |
2019年(令和元年) | 11月12日 | 20,845 | 20,843 | 41,688 | [大阪府 27] | [メトロ 7] |
2020年(令和 | 2年)11月10日 | 18,787 | 18,448 | 37,235 | [大阪府 28] | [メトロ 8] |
2021年(令和 | 3年)11月16日 | 18,253 | 18,227 | 36,480 | [大阪府 29] | [メトロ 9] |
2022年(令和 | 4年)11月15日 | 18,725 | 18,465 | 37,190 | [大阪府 30] | [メトロ 10] |
2023年(令和 | 5年)11月 | 7日19,371 | 19,026 | 38,397 | [メトロ 11] |
駅周辺
[編集]阪急阪神東宝グループの施設が立ち並ぶいわゆる阪急村の北部に近い。
- 中津商店街
- 中津公園
- 中津中央公園
- 豊崎西公園
- 豊崎東公園
- 本庄公園
- 北スポーツセンター
- 大阪府大淀警察署
- 大淀税務署
- 大阪北郵便局
- 大阪中津郵便局
- 西日本電信電話豊崎ビル
- 大阪豊崎郵便局
- 大阪府済生会中津病院
- 河合塾大阪北キャンパス 大阪校・東大・京大・医進館
- ピアスタワー
- プラザモータープール(高速バス・ツアーバスの出発地)
- ホテルサンルート梅田
- ちゃやまちアプローズ
- ホテル阪急インターナショナル
- 梅田芸術劇場
- メインホール(旧・梅田コマ劇場)
- シアター・ドラマシティ
- 阪急茶屋町ビル内郵便局
- 阪急電鉄本社ビル
- 梅田ロフト
- 毎日放送(MBS)本社
- 国道176号
- 能勢街道
- カトリック大阪梅田教会 - 上智大学の大阪サテライトキャンパスが2階に併設されている。
- 大阪府立中津支援学校
- 大阪市立豊崎小学校
- 専門学校ESPエンタテインメント大阪
- 円乗寺
バス路線
[編集]最寄停留所は地下鉄中津となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『御堂筋線中津駅の可動式ホーム柵の運用開始について』(プレスリリース)Osaka Metro、2021年3月15日。オリジナルの2021年3月15日時点におけるアーカイブ 。2021年3月15日閲覧。
- ^ 『大阪市高速鐵道建設沿革誌概要』、昭和18年2月
- ^ 石本隆一『大阪の地下鉄―創業期から現在までの全車両・全路線を詳細解説-』産調出版、1999年、ISBN 4-88282-206-7、p.95
- ^ “Osaka Metro|中津”. 大阪市高速電気軌道. 2024年3月23日閲覧。
利用状況
[編集]- 大阪市高速電気軌道
- ^ 路線別乗降人員 (2013年11月19日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2014年11月11日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2015年11月17日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2016年11月8日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2017年11月14日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2018年11月13日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2019年11月12日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2020年11月10日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2021年11月16日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2022年11月15日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2023年11月7日(火)交通調査) (PDF)
- 大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和42年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和43年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和44年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和45年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和46年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和48年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和51年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和53年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和57年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和61年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和63年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中津駅 - Osaka Metro