中条忍
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中條 忍(中條 忍、ちゅうじょう しのぶ、1936年1月2日[1] - )は、日本のフランス文学者、青山学院大学名誉教授。ポール・クローデルが専門。
略歴
[編集]横浜市生まれ。横浜市立桜丘高等学校、1959年東京大学文学部仏文科卒、1967年同大学院人文科学科博士課程満期退学。青山学院大学講師、1970年助教授、1983年教授。2003年に定年退任し名誉教授。
著書
[編集]- 『ポール・クローデルの日本 〈詩人大使〉が見た大正』(法政大学出版局) 2018
共著・監修
[編集]- 『クローデルと日本 クローデル歿後50年国際会議・シンポジウム論文集』(支倉崇晴共編、クローデル歿後50年記念企画委員会) 2006
- 『ギリシア劇と能の再生 声と身体の諸相』(佐藤亨・廣木一人・伊達直之・村田真一・堀真理子・外岡尚美共著、水声社、青山学院大学総合研究所叢書) 2009 編者代表
- 『日本におけるポール・クローデル クローデルの滞日年譜 Claudel au JAPON 1898・1921 - 1927』(大出敦・篠永宣孝・根岸徹郎編、クレス出版) 2010 監修
- 『ポール・クローデル 日本への眼差し』(大出敦・三浦信孝共編、水声社) 2021 - 国際シンポジウム
- 『ポール・クローデル』(アンヌ・ユベルスフェルト、水声社) 2023 監訳(訳者代表)
翻訳
[編集]- 『人間その運命』(ルコント・デュ・ヌイ、山崎庸一郎共訳、彌生書房、彌生選書) 1970
- 『シモーヌ・ヴェーユ伝』(ジャック・カボー、山崎庸一郎共訳、みすず書房) 1974、度々新版
- 『カレル、この未知なる人』(ジャン=ジャック・アンチエ、春秋社) 1982
- 『文学と信仰のはざまで 往復書簡』(ジャック・リヴィエール / ポール・クローデル、山崎庸一郎共訳、彌生書房) 1982。後者を担当
- 「小羊」(モーリヤック、「著作集5」春秋社) 1983
- 『熱き想いの日々 遺された天才の断章』(アレクシー・カレル、春秋社) 1984
- 『ヌゥヴォ・テアトルの歴史』(ジュヌヴィエーヴ・セロー、思潮社) 1986
- 『メロドラマ フランスの大衆文化』(ジャン=マリ・トマソー、晶文社) 1991
参考
[編集]- 『メロドラマ フランスの大衆文化』晶文社、訳者紹介
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』1987