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Mika+Rika

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村梨香から転送)

Mika+Rika(みかりか)は、日本の女性2人組のタレント音楽ユニット政治活動家。姉のMika(本名:中村 美香〈なかむら みか〉、1986年11月25日 - )、妹のRika(本名:中村 梨香〈なかむら りか〉、1986年11月25日 - [1][2])の一卵性双生児姉妹[3]スタッフ・プラス所属。

人物・来歴

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東京都板橋区出身。埼玉県三郷市育ち。埼玉県立越谷北高等学校卒業。姉の美香は法政大学、妹の梨香は成城大学を卒業。

大学在学中の2008年に、本名で林田賢太監督の映画『ブリュレ』で、共に映画初出演・初主演。翌2009年には古新舜監督の短編映画『幸せ物語』(原作:清史弘)で、二度目の主演。

大学卒業後は美香は総合商社、梨香はIT企業のシステムエンジニアとして勤めていたが脱サラし、2013年11月に「FUNKY OL~仕事したくないよ~」でCDデビュー(当時の名義はMIKA☆RIKA)[4]

2014年11月、Mika+Rikaとして、自分たちの写真の肖像権著作権を放棄した“フリー素材アイドル”として特設サイトをオープンした[5][6]

オープン当日からアクセスが集中しサーバーがダウンした。月間50万ダウンロードを突破し500社以上の企業が広告等で素材を使用している。このプロジェクトにより認知度が上がりメディアへの露出やCMへの起用がなされた[要出典]

2018年8月、埼玉県三郷市のPR大使に就任した。

政治活動

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2023年1月20日、姉妹を日本維新の会埼玉総支部から同年4月9日に投開票が行われる2023年埼玉県議会議員選挙の公認予定候補になる事が発表された[7][8]。4月の投開票の結果、姉の中村美香は南1区(草加市)から立候補して当選したが[9]、妹の梨香は南10区(さいたま市南区)から立候補して落選した[3][10]

同年4月24日、当選した中村美香に対して、選挙区内の有権者から県内の一つの市町村に3カ月以上引き続いて住所を持たなければならないとする県議選の住所要件を満たしていない可能性があるとの当選異議申立が埼玉県選管にあり、県選管は28日に申立を受理した[11][12][13]。同年7月13日、県選管は中村の居住実態が認められなかったとして当選を無効にすると決定。選管によれば中村は2022年12月26日東京都から三郷市に住民票を移し、南1区での公認決定後の2月1日に草加市に転居していた。一方、中村側は2022年10月2日に実母および妹と居住していた東京都内から、実父とその妻が住む三郷市内に転居し、この際は住民票を移していなかったものの三郷市では3ヶ月以上居住していたと主張したが、県選管は電気・水道・ガスの使用量や銀行口座の出金記録なども調べ、12月以前は三郷市に住んでいなかったと判断した[14][15]。中村が東京高裁に提訴しなかった場合、当選無効が確定する[16]が、2023年7月18日に中村は県選管の決定を不服とし、決定取り消しを求めて東京高裁に提訴する意向を示し、訴訟の判決確定まで議員の職務を続けることとなった[17]。11月16日、東京高裁は「生活の本拠は東京都内にあったと認めるのが相当である」とし、中村の請求を棄却した[18]。中村はこの決定を不服とし、最高裁に上告したが、最高裁は2024年3月15日付で上告を棄却し、中村の当選無効が確定した[19]

2023年8月、日本維新の会は第50回衆議院議員総選挙において新設される埼玉16区で、同党の支部長に妹の中村梨香を選任し[20][21]、2024年10月の選挙で立候補した。だが、区割り変更前の埼玉13区から転じた自民党の土屋品子の前に屈する形で3位で落選、重複立候補した比例北関東ブロックでも惜敗率の低さで落選となった。

受賞歴

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  • 2018年3月 - 第23回 AMDアワード 優秀賞(年間コンテンツ賞)を受賞
  • 2017年12月 - WOMJクチコミフェスタ2017 WOMJアワード 金賞受賞
  • 2016年11月 - WOMJクチコミフェスタ2016 WOMJアワード 特別賞受賞
  • 2015年12月 - Yahoo!JAPANクリエイティブアワード2015 ゴールド賞(イノベーション部門)を受賞
  • 2015年9月 - ACC広告賞(全日本シーエム放送連盟)入賞
  • 2015年8月 - 釜山国際広告賞2015(AD STARS 2015)interactive Web Platforms部門BRONZE賞とinteractive Social部門BRONZE賞を受賞
  • 2015年7月 - コードアワード2015(広告賞)パブリックベスト賞とベスト・イノベーション賞を受賞

出演

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テレビ

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ドラマ

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CM

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  • トマト銀行 カードローン「Q-Li」 TV-CM(2018年9月~)
  • 三菱商事×ローソン「まちエネ」 CM(2018年3月~)
  • 白元アース  小顔に魅せるマスク「be-style」 web CM(2017年11月)
  • 花王「リーゼ 手触りやわらか3Dウェーブフォーム」 web CM(2017年9月)
  • 山芳製菓「わさビーフ」 CM(2017年9月)
  • JAバンク静岡 TV-CM(2017年5月)
  • ソニーモバイル「だから私は、Xperia」 Xperia™ X Compact 春色篇 TV-CM(2017年2月)
  • ソニーモバイル「だから私は、Xperia」 Xperia™ X Compact コンパクト篇 TV-CM(2016年11月)

映画

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短編映画

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その他

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  • 静岡UIターン情報サイト「30歳になったら静岡県!」ラップ動画 (2018年9月)
  • 東京消防庁 優マーク制度PV「 “優マーク” で防火のおもてなしを!」 (2017年12月)
  • 骨髄バンクドナー登録啓発ムービー (2017年10月)
  • FANCL「スマホ老眼eyeダンス」360度動画 (2017年5月)
  • JR東日本 駅パラ「駅ビル エキナカ ランキング in MIDORI長野編」PV (2017年3月)
  • JR東日本 駅パラ「行ってみたら、おっどろいた! inラスカ平塚」PV (2016年12月)
  • バンダイナムコエンターテインメントパックマン人力車 浅草ナイトクルーズ」 (2016年12月)
  • ソニーモバイル Xperiaスペシャルムービー「Xperia FILE116」 (2016年11月)

ディスコグラフィー

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シングル

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  • 税込0円シングル「ただの女」(2016年7月)
  • 3rdシングル「MIKA☆RIKA QUEST」(2015年4月)
  • 2ndシングル「下っ端」(2014年7月)
  • 1stシングル「FUNKY OL〜仕事したくないよ〜」(2013年11月)

参加作品

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  • pop'n music 18 せんごく列伝 AC♡CS ポップンミュージック&portable&うたっち「Twin Trip」(2010年7月21日)
    • KONAMIアーケード音楽ゲーム「pop'n music」収録楽曲。「Mika☆Rika」名義。
  • NOSTALGIA Music Collection ~Op.1 & Op.2~「She Is On The Lemon Tree」(2020年8月19日)
    • KONAMIアーケード音楽ゲーム「ノスタルジア」収録楽曲。楽曲は2017年4月4日にゲームで配信された。

脚注・出典

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  1. ^ Mika+Rika(双子のフリー素材アイドル)”. Instagram from Meta (2020年11月25日). 2024年11月25日閲覧。
  2. ^ 中村りか【日本維新の会】”. Instagram from Meta (2020年11月25日). 2024年11月25日閲覧。
  3. ^ a b 双子の元「フリー素材アイドル」の姉・中村美香氏 埼玉県議当選証書手に決意「身近な存在の議員に」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン (2023年4月10日). 2024年11月25日閲覧。
  4. ^ “お好きに使って!日本初フリー素材アイドルは双子の美人元OL”. スポニチ. (2015年4月11日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/04/11/kiji/K20150411010148060.html 2023年8月9日閲覧。 
  5. ^ “双子のフリー素材アイドルMikaRika、ポスター使って♪”. 産経新聞. (2016年6月17日). https://www.sankei.com/article/20160617-Y6DA7JSEPVIF7AMOLPQKOZOAN4/ 2023年8月9日閲覧。 
  6. ^ 「私たち、無料です」双子のMika+Rikaが語る “フリー素材アイドルって何?” “無料”アイドルが“有料”アイドルになるまで”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2018年6月3日). 2024年11月25日閲覧。
  7. ^ 中村智隆 (2023年1月6日). “埼玉・選挙イヤー、各陣営動き出す 知事選や統一地方選など50超”. 産経新聞. 2023年1月20日閲覧。
  8. ^ 異例!!双子が県議に同時立候補 「フリー素材アイドル」美人姉妹Mika+Rikaが埼玉県で”. スポーツニッポン (2023年1月20日). 2023年1月20日閲覧。
  9. ^ 【統一地方選】元双子アイドル姉の中村美香氏が当確、維新は埼玉県議会で初議席 妹梨香氏は落選”. 日刊スポーツ (2023年4月10日). 2024年11月25日閲覧。
  10. ^ 双子の元タレント明暗分かれる 埼玉県議選、姉は当選確実”. 共同通信 (2023年4月10日). 2023年4月11日閲覧。
  11. ^ “「住所要件満たしていない」維新・中村美香氏の当選に異議 埼玉県選管、申し立て受理 5月24日までに決定”. 埼玉新聞. (2023年4月29日). https://www.saitama-np.co.jp/articles/24611 2023年5月7日閲覧。 
  12. ^ 埼玉県議会議員一般選挙(南1区 草加市)における当選の効力に関する異議申出について”. 埼玉県選挙管理委員会 (2023年4月28日). 2023年5月7日閲覧。
  13. ^ “埼玉県選管、当選した中村美香氏への異議申し出受理 居住実態調査へ”. 毎日新聞. (2023年4月28日). https://mainichi.jp/articles/20230428/k00/00m/040/287000c 2023年7月13日閲覧。 
  14. ^ “維新の初議席「無効」に…埼玉県議選・南1区の中村氏 「同じ市町村に3カ月以上連続居住」の規定満たさず”. 埼玉新聞. (2023年7月15日). https://www.saitama-np.co.jp/articles/36151/postDetail 2023年7月17日閲覧。 
  15. ^ “埼玉県議選で当選無効の維新・中村美香議員「認識を誤った」…支持者ら「裏切られた」”. 読売新聞. (2023年7月15日). https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230715-OYT1T50140/ 2023年7月17日閲覧。 
  16. ^ “維新の埼玉県議、当選無効決定 「居住実態3カ月以上」認められず”. 毎日新聞. (2023年7月13日). https://mainichi.jp/articles/20230713/k00/00m/010/387000c 2023年7月13日閲覧。 
  17. ^ “埼玉県議選で当選無効の中村美香氏、決定取り消し求め提訴へ”. 読売新聞. (2023年7月18日). https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230718-OYT1T50214/ 2023年11月16日閲覧。 
  18. ^ “維新県議は「住所要件満たさず」 当選無効取り消し訴訟で東京高裁”. 朝日新聞. (2023年11月16日). https://www.asahi.com/articles/ASRCJ6DLGRCHUTNB01P.html 2023年11月16日閲覧。 
  19. ^ 維新・中村氏 埼玉県議選の当選無効確定 次点の立民・小森氏が当選 「経済分野の知見生かす」.東京新聞.(2024年3月20日)2024年3月20日閲覧。
  20. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年8月8日). “<独自>維新、埼玉14区に弁護士擁立へ 公明・石井幹事長と対決”. 産経ニュース. 2023年8月8日閲覧。
  21. ^ 日本維新の会 衆議院選挙区支部長選任者一覧 - 日本維新の会 2023年8月9日 (PDF)

外部リンク

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