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中村彌之祐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中村 彌之祐(なかむら やのすけ、1871年5月明治4年4月[1] - 1931年昭和6年)1月3日[2])は、日本実業家。中村組社長[注 1][1]。族籍は兵庫県平民[4]

人物

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島根県人・三上新市郎の弟[4]。先代祐七の養子となり1915年、家督を相続する[1]。会社重役である[4]。中村組社長、中播運送[2]、不二商会、姫路電気化学工業、姫路水力電気、紅屋コークス、幡美鉄道、関西土木電気興業各取締役[4][5]、姫路商業銀行、神戸布引土地、姫路水力電気各監査役などをつとめた[5]

『商工資産信用録 第25回』によると、中村彌之祐(調査年月・1924年6月)は「正身身代・未詳、信用程度・A、職業・雑」である[6]1930年破産者となる[7]。住所は兵庫県姫路市龍野町1丁目[1][7][8]

家族・親族

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中村家
親戚
  • 牛尾梅吉(政治家、実業家) - 牛尾合資会社代表社員。養妹・みつの夫の父。
  • 牛尾健治[1](実業家) - 牛尾合資会社代表社員。養妹・みつの夫。

脚注

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注釈

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  1. ^ 株式会社中村組(1920年9月設立)の主な業務は、土木建築請負[3]。出資額又は資本金は500000円[3]

出典

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  1. ^ a b c d e f g 『人事興信録 第9版』ナ95頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月11日閲覧。
  2. ^ a b 『官報 1931年04月22日』官報 第1291号 13頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月28日閲覧。
  3. ^ a b c 『兵庫県会社一覧 昭和13年12月末日現在』112頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月11日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第6版』な43頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月11日閲覧。
  5. ^ a b c 『人事興信録 第8版』ナ102頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月11日閲覧。
  6. ^ 『商工資産信用録 第25回』兵庫県や之部45頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月3日閲覧。
  7. ^ a b 『官報 1930年08月11日』官報 第1085号 328頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月28日閲覧。
  8. ^ a b 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』54-55頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年6月9日閲覧。
  9. ^ 『人事興信録 第4版』な42頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月11日閲覧。
  10. ^ 『日本紳士録 第44版』兵庫ナの部98頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年12月15日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 商業興信所編『商工資産信用録 第25回』商業興信所、1921 - 1926年。
  • 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』姫路興信所、1924年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 大蔵省印刷局編『官報 1930年08月11日』日本マイクロ写真、1930年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
  • 大蔵省印刷局編『官報 1931年04月22日』日本マイクロ写真、1931年。
  • 兵庫県総務部調査課編『兵庫県会社一覧 昭和13年12月末日現在』兵庫県総務部調査課、1936-1939年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第44版』交詢社、1940年。