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中村太地 (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村太地
Taichi Nakamura
横浜ビー・コルセアーズ時代(2018年)
ライジングゼファーフクオカ  No.1
ポジション PG/SG
基本情報
愛称 タイチ
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-06-29) 1997年6月29日(27歳)
出身地 山口県周南市
身長 190cm (6 ft 3 in)[1]
体重 83kg (183 lb)[1]
キャリア情報
高校 福岡大学附属大濠高等学校
大学 法政大学
経歴
2016-2017シーホース三河
2017-2018富山グラウジーズ
2018-2019横浜ビー・コルセアーズ
2019-2020京都ハンナリーズ
2020-2022原州DBプロミ
2022-2024シーホース三河
2024-ライジングゼファーフクオカ
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

中村 太地(なかむら たいち、1997年平成9年〉6月29日 - )は、日本プロバスケットボール選手。山口県周南市出身。ポジションはポイントガードシューティングガードB.LEAGUEライジングゼファーフクオカ所属。

来歴

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中学時代の最高成績は県大会ベスト4。他県からの誘いはなく地元山口県の強豪校に進学する予定だったが、父親に連れられ福岡大学附属大濠高等学校の練習に参加。プレーがチーム関係者の目に留まり、同校に進学となった[2]。2年次に主力として高校総体優勝に貢献している[3]

高校卒業後は法政大学に進学、同学バスケットボール部ORANGEに所属したが、ORANGEは中村の入学の前年に関東大学2部リーグに降格、入学年には3部リーグに降格した。中村は高いレベルのバスケを経験して成長する事を目的に、1年次からB.LEAGUEチームに特別指定選手として加入、1年次の2016-17シーズンシーホース三河[1]、2年次の2017-18シーズン富山グラウジーズ[1]、3年次の2018-19シーズン横浜ビー・コルセアーズとの契約を結んだ。三河所属時の2017年2月4日の対新潟アルビレックスBB戦で、B.LEAGUE初出場している。2019年6月28日に特別指定選手としての活動を終了し、横浜を退団[4]

2016-17, 2017-18シーズンは、ベンチ入りも2試合と出場機会は非常に限定されていたが、2018-19シーズンは、大学のシーズン後はチームに帯同してコンスタントに出場を続け、2019年1月27日の秋田戦で初のスターターとして出場など、出場時間を大きく伸ばした。[要出典]

2018年には、若手中心で構成された第18回アジア競技大会 日本代表に選出された[5]

2019年8月23日京都ハンナリーズに入団。京都への入団にあたり、法政大学バスケットボール部ORANGEからは退部した[6]

2020年6月16日、韓国KBL原州DBプロミへアジア枠として移籍[7]。KBL史上初の日本出身選手となった[8]

2022年5月27日、2年ぶりにB.LEAGUEへ復帰。かつて特別指定選手として所属していた三河への加入が発表された[9]。2024年5月30日に契約満了となった[10]

2024年6月20日にライジングゼファーフクオカへの加入が発表された[11]

日本代表歴

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  • 2017年7月 第39回ウィリアム・ジョーンズカップ U24日本代表
  • 2018年6月 第40回ウィリアム・ジョーンズカップ 日本代表候補
  • 2018年8月 第18回アジア競技大会 日本代表

人物

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バスケットボールプレイヤーとしての特徴

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  • 高校時代の恩師である福大大濠の片峯聡太監督は、中村のプレーヤーとしての長所として、ポイントガードとして重要な視野の確保に優れていること、サイズとファンダメンタルのバランスが良いこと、日本人の大型選手としては珍しい貪欲さと負けず嫌いさを兼ね備えていることの3点をあげている[2]
  • 大学や日本代表ではシューティングガード、スモールフォワードでプレーすることが多いが、中村自身は「ポイントガードに固執しているわけではないが、ポイントガードをやりたい気持ちは大きい」と語っており、外角のシュート力やクイックネスの向上、ノーマークを作りだす「ボールムーブメント」の向上に取り組んでいる[2]

その他

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個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B1 2016-17 三河 1 0 8.0 .500 1.00 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.0
B1 2017-18 富山 1 0 0.0 .000 .000 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
B1 2018-19 横浜 43 3 8.3 .301 .230 .571 0.3 0.5 0.3 0.0 0.5 2.2
B1 2022-23 三河 60 6 898.29 .450 .298 .700 1.02 1.4 0.38 0.12 0.63 4.45

脚注

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  1. ^ a b c d 中村 太地 選手 特別指定選手契約締結のお知らせ|富山グラウジーズ2018.02.07”. 富山グラウジーズ (2017-02-07/). 2018年6月27日閲覧。
  2. ^ a b c 選手新規入団のご報告(中村太地選手(法政大学))”. シーホース三河 (2017年1月17日). 2018年6月27日閲覧。
  3. ^ 【南関東総体】バスケットボール男子・福岡大大濠 明成破り歓喜の優勝 気迫のバスケット最後まで|高校生新聞”. 高校生新聞社 (2014-08-10/). 2018年6月27日閲覧。
  4. ^ 中村太地選手 特別指定選手としての活動終了のお知らせ”. 横浜ビー・コルセアーズ (2019年6月28日). 2019年12月30日閲覧。
  5. ^ バスケットボール男子第18回アジア競技大会 日本代表チーム紹介 JAPAN”. 公益財団法人日本バスケットボール協会 (/). 2019年5月2日閲覧。
  6. ^ “法政大4年の中村太地、バスケ部を退部して京都ハンナリーズと選手契約「仲間にはとても感謝」”. バスケットボールキング. (2019年8月23日). https://basketballking.jp/news/japan/20190823/185549.html 2019年12月30日閲覧。 
  7. ^ 「KOREAN BASKETBALL LEAGUE」に初の日本人選手移籍のお知らせ”. B/LEAGUE (2020年6月16日). 2020年6月26日閲覧。
  8. ^ “韓国プロバスケリーグ初の日本人・中村太地選手「技術も精神面も成長を実感」”. 東京新聞. (2020年12月14日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/74190 2023年12月27日閲覧。 
  9. ^ シーホース三河、『アジア枠』として韓国リーグに挑戦した中村太地を獲得「KBLで得たことを思いきりコートで表現できれば」”. BASKET COUNT (2022年5月27日). 2023年12月27日閲覧。
  10. ^ 三河が中村太地と橋本晃佑の退団発表…契約満了の両選手とも“青援”に感謝”. バスケットボールキング (2024年5月30日). 2024年10月31日閲覧。
  11. ^ 中村太地がライジングゼファー福岡へ…高校時代を過ごした福岡に“帰還”「バリ興奮しています!」”. バスケットボールキング (2024年6月20日). 2024年10月31日閲覧。
  12. ^ https://www.youtube.com/watch?v=xG20IJBzz5Y 2013年11月24日 大濠高校バスケ部 中村太地選手インタビュー

関連項目

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外部リンク

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