中村健二 (英文学者)
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中村 健二(なかむら けんじ、1937年1月8日 - )は、日本の英文学者、翻訳家。東京大学名誉教授。
略歴
[編集]朝鮮京城府生まれ。岐阜市立高校卒、1961年東大文学部英文科卒、同修士課程修了。大阪大学教養部助教授、1972年東大教養学部助教授、1982年教授[1]、1997年定年退官、名誉教授、東洋大学教授。2007年退職[2]。
共著
[編集]翻訳
[編集]- 『悪党列伝』(ホルヘ・ルイス・ボルヘス、晶文社) 1976、のち改題『汚辱の世界史』(岩波文庫) 2012
- 『異端審問』(ホルヘ・ルイス・ボルヘス、晶文社) 1982、のち改題『続 審問』(岩波文庫) 2009
- 『批評の解剖』(ノースロップ・フライ、海老根宏, 出淵博, 山内久明共訳、法政大学出版局、叢書ウニベルシタス) 1980、のち新装版 2013
- 「ジャンヌ・ダルク」(トマス・ド・クインシー、国書刊行会、『トマス・ド・クインシー著作集2』) 1998
- 『世俗の聖典 ロマンスの構造』(ノースロップ・フライ、真野泰共訳、法政大学出版局、叢書ウニベルシタス) 1999
- 『ボルヘスのイギリス文学講義』(国書刊行会、ボルヘス・コレクション) 2001
- 『愛されたもの』(イーヴリン・ウォー、出淵博共訳、岩波文庫) 2013 - 元版は「英米作家対訳双書」金星堂 1969
- 『キーツ詩集』(ジョン・キーツ、岩波文庫) 2016