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中嶋一輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中嶋 一輝
基本情報
本名 中嶋 一輝
階級 スーパーバンタム級
身長 169cm
リーチ 170cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1993-05-28) 1993年5月28日(31歳)
出身地 奈良県大和郡山市
スタイルボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 20
勝ち 17
KO勝ち 14
敗け 2
引き分け 1
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中嶋 一輝(なかじま かずき、1993年5月28日 - )は、日本プロボクサー奈良県大和郡山市出身[1]大橋ボクシングジム所属。WBC世界スーパーバンタム級14位。元OPBF東洋太平洋バンタム級王者。元WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王者。現OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者。

来歴

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バンタム級

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中学からボクシングを始めた[2]。弟の憂輝もプロボクサー[3]奈良朱雀高校卒業後、芦屋大学に入学[4]

2017年6月25日、プロデビュー戦を1回KO勝ち[5]

2019年7月23日、後楽園ホールで渡辺健一とGOD'S LEFTバンタム級トーナメント準々決勝を行い、1回2分2秒TKO勝ちで準決勝に進出[6]。同年11月9日、後楽園ホールで南出仁とGOD'S LEFTバンタム級トーナメント準決勝を行い、1回2分34秒TKO勝ちで決勝進出[7]

2020年1月28日、後楽園ホールでトーナメント決勝として、日本スーパーフライ級18位の堤聖也と対戦し、8回1-0(77-75、76-76×2)で引き分けとなり、優勢点でトーナメント王者となった[8]

2021年5月21日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦として千葉開と対戦し、12回3-0(116-112、117-111、119-109)で判定勝ちを収め、王座を獲得した[9]

2021年10月19日、後楽園ホールで元OPBF同級王者でOPBF同級2位の栗原慶太と対戦し、3回52秒TKO負けを喫し王座から陥落した[10]

スーパーバンタム級

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2022年7月12日、後楽園ホールでペッバーンボーン・ゴーキャットジムとスーパーバンタム級8回戦で対戦し、5回2分3秒TKO勝ちを収めた[11]

2023年2月16日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王座決定戦を同級3位のケニー・デメシーリョと行い、8回2分45秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した[12]

2023年6月29日、後楽園ホールで元IBF世界スーパーバンタム級王者のTJ・ドヘニーと対戦し、4回2分32秒TKO負けを喫し、王座から陥落した[13]

2024年2月22日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦としてOPBF東洋太平洋同級5位の中川麦茶と対戦し、12回判定3-0(119-109、120-108×2)の判定勝ちで王座獲得に成功した。

2024年8月27日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチとしてOPBF東洋太平洋同級11位および日本同級9位の和氣慎吾と対戦。2回に左フックを効かせてからラッシュをかけて左ストレートでダウンを奪い、2回2分11秒KO勝ちを収め初防衛に成功した。なお、対戦相手の和氣は試合から1ヶ月後の2024年9月26日付で現役を引退した[14]

2024年12月12日、後楽園ホールにて辰吉丈一郎の次男の辰吉寿以輝と対戦。2回に強烈な左フックがヒットし、辰吉が大の字に倒れたところでレフェリーがノーカウントで試合をストップ。2回2分13秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[15]

戦績

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  • アマチュアボクシング:87戦 72勝 (30KO) 15敗
  • プロボクシング:20戦 17勝 (14KO) 2敗 1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2017年6月25日 1R 1:49 KO アランカン・ウォラクット タイ王国の旗 タイ プロデビュー戦
2 2017年8月30日 1R 0:26 KO レスヌ・スンダバ インドネシアの旗 インドネシア
3 2017年12月30日 6R 判定3-0 東大河(ナカザト) 日本の旗 日本
4 2018年3月26日 1R 1:25 TKO シリポン・プラスロエドポン タイ王国の旗 タイ
5 2018年8月27日 5R 終了 TKO 藤岡拓弥(VADY) 日本の旗 日本
6 2018年12月3日 7R 2:27 TKO 宇津見義広(ワタナベ 日本の旗 日本
7 2019年7月23日 1R 2:02 TKO 渡辺健一(ドリーム 日本の旗 日本 GOD’S LEFTバンタム級トーナメント予選
8 2019年11月9日 1R 2:34 TKO 南出仁(セレス 日本の旗 日本 GOD’S LEFTバンタム級トーナメント準決勝
9 2020年1月28日 8R 判定1-0 堤聖也角海老宝石 日本の旗 日本 GOD’S LEFTバンタム級トーナメント決勝
10 2020年9月16日 3R 2:39 TKO 野村健太(仲里 日本の旗 日本
11 2021年5月21日 12R 判定3-0 千葉開横浜光 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
12 2021年10月19日 3R 0:52 TKO 栗原慶太(一力) 日本の旗 日本 OPBF王座陥落
13 2022年3月8日 1R 3:00 KO 川島翔平(真正 日本の旗 日本
14 2022年7月12日 5R 2:03 TKO ペッバーンボーン・ゴーキャットジム タイ王国の旗 タイ
15 2022年10月25日 8R 2:18 TKO コンファー・ナコンルアンプロモーション タイ王国の旗 タイ
16 2023年2月16日 8R 2:45 TKO ケニー・デメシーリョ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座決定戦
17 2023年6月29日 4R 2:32 TKO テレンス・ジョン・ドヘニー アイルランドの旗 アイルランド WBOアジア太平洋王座陥落
18 2024年2月22日 12R 判定3-0 中川麦茶(一力) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦
19 2024年8月27日 2R 2:11 KO 和氣慎吾(FLARE山上) 日本の旗 日本 OPBF防衛1
20 2024年12月12日 2R 2:13 KO 辰吉寿以輝大阪帝拳 日本の旗 日本 OPBF防衛2
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獲得タイトル

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アマチュア

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プロ

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脚注

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  1. ^ DANGAN225 GOD’S LEFT バンタム級トーナメント Boxing Raise
  2. ^ 「ナオヤ世代」中嶋一輝プロ入り、井上尚弥と同門に 日刊スポーツ 2017年4月1日
  3. ^ 中嶋憂輝デビュー戦が決定! エビ☆ログ 2018年9月5日
  4. ^ 国体王者の中嶋一輝、インハイ3位の大湾がプロ入り Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月3日
  5. ^ 2017年6月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 山中慎介バンタム級トーナメント白熱 準決勝は中嶋一輝vs南出仁、山下賢哉vs堤聖也 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年7月23日
  7. ^ 井上尚弥の同級生 中嶋一輝が初回TKO勝ち 山中慎介バンタム級トーナメント決勝進出 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年11月9日
  8. ^ 中嶋一輝が山中慎介バンタム級T初代王者に 強打不発で堤聖也とドローも優勢点で優勝 Boxing News(ボクシングニュース)2020年1月28日
  9. ^ 強打の中嶋一輝 判定でOPBFバンタム級王座獲得「倒せなくて悔しい」 Boxing News(ボクシングニュース)2021年5月21日
  10. ^ 栗原慶太が豪快TKOでOPBFバンタム級戦王座返り咲き 中嶋一輝は王座陥落 Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月19日
  11. ^ 元OPBFバンタム級王者の中嶋一輝 かつての井上尚弥の挑戦者に5回TKO勝ちBoxing News(ボクシングニュース)2022年7月12日
  12. ^ 元東洋太平洋バンタム級王者中嶋一輝WBO・APスーパーバンタム級新王者 2階級でアジア王者”. 日刊スポーツ (2023年2月16日). 2023年4月9日閲覧。
  13. ^ 中嶋一輝が元王者ドヘニーに4回TKO負けで初防衛失敗 WBO-APスーパーバンタム級王座戦 日刊スポーツ (2023年6月29日)
  14. ^ 「リーゼントボクサー」和気慎吾が現役引退 JBCに引退届提出 8月に東洋太平洋王座挑戦失敗 日刊スポーツ 2024年10月10日
  15. ^ 辰吉寿以輝プロ10年目で初タイトル挑戦も戴冠ならず 王者中嶋一輝に2回失神TKO負け/詳細 日刊スポーツ 2024年12月12日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
井上拓真
第50代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2021年5月21日 - 2021年10月19日

次王者
栗原慶太
空位
前タイトル保持者
ジュンリエル・ラモナル
WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者

2023年2月16日 - 2023年6月29日

次王者
テレンス・ジョン・ドヘニー
空位
前タイトル保持者
武居由樹
第47代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者

2024年2月22日 - 現在

次王者
N/A