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中島隆博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中島 隆博
生誕 (1964-11-03) 1964年11月3日(60歳)
日本の旗 日本高知県
時代 20世紀の哲学、21世紀の哲学
地域 東洋哲学中国哲学日本哲学
学派 大陸哲学東洋学中国学
研究機関 東京大学東洋文化研究所
研究分野 哲学史思想史中国哲学西洋哲学との比較及び中国哲学の脱構築形而上学言語哲学倫理学政治哲学現代思想大陸哲学表象文化論
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中島 隆博(なかじま たかひろ、1964年11月3日 - )は、日本哲学者。専門は東洋哲学中国哲学研究及びそれと西洋哲学との比較、西洋哲学(特に大陸哲学現代思想)の手法を用いた中国哲学の再読、その他哲学史研究、倫理学現代思想表象文化論など。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論研究室、及び東洋文化研究所教授

来歴・人物

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東京大学では、学際色の強い超域文化科学専攻で現代思想を教えており、門下生は決して中国哲学の研究者だけではない。著名な門下生には千葉雅也(西洋哲学、現代哲学)らがいる。

敬愛する学者の一人としてJ・G・A・ポーコックを挙げている[5]

学会

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賞歴

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著書

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単著

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  • 『残響の中国哲学――言語と政治』東京大学出版会、2007年、増補版2022年。2009年に博士論文となる。
  • 『哲学――「ヒューマニティーズ」』岩波書店、2009年。
  • 『「荘子」――鶏となって時を告げよ』岩波書店(書物誕生――あたらしい古典入門)、2009年。
  • 『共生のプラクシス――国家と宗教』東京大学出版会、2011年、増補版2022年。
  • 『悪の哲学――中国哲学の想像力』筑摩書房筑摩選書〉、2012年。
  • 『思想としての言語』岩波書店〈岩波現代全書〉、2017年。
  • 『危機の時代の哲学――想像力のディスクール』東京大学出版会、2021年。
  • 『中国哲学史――諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』中央公論新社中公新書〉、2022年。 

共著

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編著

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翻訳

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(原題: Fonder la morale: Dialogue de Mencius avec un philosophe des Lumières
志野好伸共訳、講談社現代新書、2002年/講談社学術文庫、2017年。
  • フランソワ・ジュリアン『勢・効力の歴史――中国文化横断』
(原題: La propension des choses知泉書館、2004年。
(原題: Histoire de la pensée chinoise

解説

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  • 『共生への道と核心現場――実践課題としての東アジア』(原題: 공생의 길과 핵심현장 : 실천과제로서의 동아시아)、白永瑞著、趙慶喜監訳、法政大学出版局、2016年。
  • 『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』(原題: The Path: What Chinese Philosophers Can Teach Us About the Good Life)マイケル・ピュエット,クリスティーン・グロス=ロー著、熊谷淳子訳、早川書房、2016年[6]

脚注

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  1. ^ 学位論文要旨
  2. ^ 中島 隆博|国際日本文化研究センター[リンク切れ]
  3. ^ 中島隆博(国際日本文化研究センター 客員教員) - ウェイバックマシン(2019年12月29日アーカイブ分)
  4. ^ 中島 隆博(東洋文化研究所)” (PDF). 令和5年 部局長の交代のお知らせ. 東京大学 (2023年4月1日). 2023年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ2023年4月27日閲覧。
  5. ^ 中島隆博「アジアを越えて循環する知」ー東洋文化研究所公開講座 2017 「アジアの知」 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=HEAPNzHoXJE (2018-02-06)
  6. ^ ハーバードと京大の学生が熱狂する、孔子や荘子の新しい読み方とは!? マイケル・ピュエット著『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』(6/19発売)中島隆博教授の解説を一挙公開”. 早川書房. 2020年3月18日閲覧。

外部リンク

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