中国アルミニウム
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 中国鋁業 |
本社所在地 |
中国 北京市海淀区西直門北大街62号 |
設立 | 2001年 |
業種 | 非鉄金属 |
事業内容 | アルミニウムの生産 |
代表者 | 熊維平 (会長) |
資本金 |
135億24百万人民元 (H株: 39億43百万人民元) |
売上高 | 1,458億74百万人民元 |
総資産 | 1,571億34百万人民元(2011年12月期) |
決算期 | 12月末日 |
主要株主 | 中国鋁業公司 41.82% |
外部リンク | 公式サイト |
中国アルミニウム(中国語名:中国铝业股份有限公司、英語名:Aluminum Corporation of China Limited、略称CHALCO、本文以下CHALCO)は中華人民共和国で唯一、酸化アルミニウムを生産・販売している企業。中国最大のアルミニウム生産・販売業者であり、酸化アルミニウムの生産では世界第2位、一次アルミニウムの生産では世界第3位である[1]。上海総合指数の採用銘柄の一つ。
親会社の中国鋁業集団有限公司(中国語名:中国铝业集团有限公司、英語名:Aluminum Corporation of China、略称CHINALCO、本文以下チャイナルコ)は中国中央政府が出資する中央企業のうちの一つ。非鉄金属の開発・探査、子会社等の投資管理を行っている。
沿革
[編集]チャイナルコは2001年に12の国有企業と研究所が統合して設立された。同年にチャイナルコはCHALCOを設立・主要事業を移管した。CHALCOは2001年に香港証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場し、2007年に上海証券取引所に上場した。
2008年6月10日には香港ハンセン株価指数のブルーチップ銘柄に採用された[2]。
親会社であるチャイナルコは2008年から3、4年以内に30億ドルを投資してペルーのDistrito de Morocochaにある鉱山の開発を開始すると発表した。チャイナルコはMount Toromochoにある銅鉱石の採掘を行うと計画している[3]。
チャイナルコは2009年2月12日、世界金融危機_(2007年-)以降の不景気で資金難に陥ったリオ・ティントに195億ドル出資し[4]、株式を9%保有することを発表した[5]。2009年6月5日、リオ・ティントはチャイナルコとの契約を破棄した[6]。リオ・ティントは契約の破棄に際し、チャイナルコに195百万ドルの違約金を支払うことで合意した[7]。契約破棄の背景として、「オーストラリア政府の独禁法の審査期間が長引いたこと、チャイナルコからリオ・ティントへの中国人役員派遣への拒否反応があった」と日経ビジネスでは指摘している[8]。最終的にチャイナルコは議決権の9.8%を保有し[9]、リオ・ティントの筆頭株主となっている[10]。
脚注
[編集]- ^ “About Chinalco”. 2011年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月28日閲覧。
- ^ “HANG SENG INDEXES ANNOUNCES INDEX REVIEW RESULTS About Chinalco”. 2009年11月28日閲覧。
- ^ “About Chinalco”. BBC by John Simpson. 2008年6月18日閲覧。
- ^ “中国アルミ追加出資の波紋”. 日経ビジネスオンライン. 2009年11月28日閲覧。
- ^ Treanor, Jill (February 1, 2009). “Rio Tinto confirms talks over Chinese cash injection”. guardion.co.uk. Guardian News and Media Limited. 2009年11月28日閲覧。
- ^ “Update on Chinalco Transaction - Updated 5 June 2009”. The Australian. 2009年11月28日閲覧。
- ^ “Rio Tinto agrees to pay Chinalco break fee”. The Australian. 2009年11月28日閲覧。
- ^ ““持久戦”に敗れた中国アルミ”. 日経ビジネスオンライン. 2009年11月28日閲覧。
- ^ “リオ・ティント:グレンコアからの合併提案拒否-以後接触ない”. ブルームバーグ (2014年10月7日). 2015年12月11日閲覧。
- ^ “グレンコアのリオ・ティント買収、金属価格が追い風か”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2015年4月6日). 2015年12月11日閲覧。