緑が丘駅 (東京都)
緑が丘駅 | |
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駅舎(2013年5月) | |
みどりがおか Midorigaoka | |
◄OM08 大岡山 (0.5 km) (1.0 km) 自由が丘 OM10► | |
所在地 | 東京都目黒区緑が丘三丁目1-12 |
駅番号 | OM09 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■大井町線 |
キロ程 | 5.3 km(大井町起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東急 1]9,786人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)12月25日[1] |
緑が丘駅(みどりがおかえき)は、東京都目黒区緑が丘三丁目にある、東急電鉄大井町線の駅である。駅番号はOM09。目黒区の駅では最も南にある。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)12月25日:中丸山駅(なかまるやまえき)として開設[1]。
- 1933年(昭和8年)4月1日:緑ヶ丘駅(みどりがおかえき)に改称[1]。
- 1966年(昭和41年)1月20日:緑が丘駅に改称[1]。
- 2013年(平成25年):駅改良工事完了。
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旧駅舎(2005年12月)
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ホーム(2008年4月)
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仮設駅舎
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旧駅舎付近から現駅舎を見る
駅名の由来
[編集]駅所在地である目黒区緑ヶ丘より、地名を取ったもの。開業当初は駅近傍の高台の名を取って「中丸山駅」と称した。
「中丸山」は駅北側に位置し、現在の東京科学大学大岡山キャンパス緑が丘地区がある丘陵地の名称であった。当時の駅所在地名は「碑衾町大字
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅。出入口は1箇所のみで、バリアフリー設備として、エスカレーター及びエレベーターが設置されている。
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ホームより大岡山方面を望む
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ホームより自由が丘方面を望む
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 大井町線 | 下り | 自由が丘・二子玉川・溝の口方面[2] |
2 | 上り | 大岡山・旗の台・大井町方面[3] |
バリアフリー工事が開始されるまで使用されていた駅舎は、交差点に面した四分円状のモダンなもので、入口に立つ柱はかつて豆タイル張りの丸柱であった[4]。出札周りの処理と合わせて東急多摩川線鵜の木駅との共通点が散見されたが、自動改札機設置に伴って大改造された。
2013年度(平成25年度)始めに照明やサインは、自由が丘駅に次いで東急電鉄で2番目となる全面LED照明化され、ホームやコンコースでは調光するLED照明が導入されている。また、ホームドアの設置も行われている[5]。
2008年(平成20年) - 2013年(平成25年度)まで、エスカレータ、エレベーター新設などのバリアフリー対応工事が行われた。また、ホームの一部移設、大岡山駅方高架橋改築、駅前広場整備、呑川本流緑道への通路新設工事などが行われる計画となっている[6]。
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は9,786人である[東急 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員[10] |
出典 |
---|---|---|---|
1956年(昭和31年) | 5,146 | [* 1] | |
1957年(昭和32年) | 5,590 | [* 2] | |
1958年(昭和33年) | 5,795 | [* 3] | |
1959年(昭和34年) | 6,129 | [* 4] | |
1960年(昭和35年) | 6,565 | [* 5] | |
1961年(昭和36年) | 14,131 | 6,973 | [* 6] |
1962年(昭和37年) | 14,464 | 7,156 | [* 7] |
1963年(昭和38年) | 14,552 | 7,239 | [* 8] |
1964年(昭和39年) | 14,527 | 7,232 | [* 9] |
1965年(昭和40年) | 14,525 | 7,188 | [* 10] |
1966年(昭和41年) | 14,475 | 7,058 | [* 11] |
1967年(昭和42年) | 14,470 | 7,063 | [* 12] |
1968年(昭和43年) | 14,389 | 6,970 | [* 13] |
1969年(昭和44年) | 14,059 | 6,986 | [* 14] |
1970年(昭和45年) | 13,864 | 6,918 | [* 15] |
1971年(昭和46年) | 13,639 | 6,815 | [* 16] |
1972年(昭和47年) | 6,970 | [* 17] | |
1973年(昭和48年) | 13,815 | 6,760 | [* 18] |
1974年(昭和49年) | 13,519 | 6,560 | [* 19] |
1975年(昭和50年) | 12,667 | 6,335 | [* 20] |
1976年(昭和51年) | 12,448 | 6,205 | [* 21] |
1977年(昭和52年) | 12,353 | 6,155 | [* 22] |
1978年(昭和53年) | 12,236 | 6,080 | [* 23] |
1979年(昭和54年) | 11,752 | 5,817 | [* 24] |
1980年(昭和55年) | 11,293 | 5,722 | [* 25] |
1981年(昭和56年) | 11,416 | 5,756 | [* 26] |
1982年(昭和57年) | 11,504 | 5,774 | [* 27] |
1983年(昭和58年) | 11,453 | 5,802 | [* 28] |
1984年(昭和59年) | 11,500 | 5,819 | [* 29] |
1985年(昭和60年) | 11,615 | 5,889 | [* 30] |
1986年(昭和61年) | 11,688 | 5,969 | [* 31] |
1987年(昭和62年) | 11,738 | 5,841 | [* 32] |
1988年(昭和63年) | 11,613 | 5,899 | [* 33] |
1989年(平成元年) | 11,682 | 5,861 | [* 34] |
1990年(平成 | 2年)11,865 | 6,051 | [* 35] |
1991年(平成 | 3年)12,232 | 6,203 | [* 36] |
1992年(平成 | 4年)11,988 | 6,167 | [* 37] |
1993年(平成 | 5年)11,758 | 6,082 | [* 38] |
1994年(平成 | 6年)11,792 | 6,037 | [* 39] |
1995年(平成 | 7年)11,392 | 5,915 | [* 40] |
1996年(平成 | 8年)11,276 | 5,776 | [* 41] |
1997年(平成 | 9年)11,139 | 5,710 | [* 42] |
1998年(平成10年) | 10,522 | 5,352 | [* 43] |
1999年(平成11年) | 10,276 | 5,205 | [* 44] |
2000年(平成12年) | 9,998 | 5,075 | [* 45] |
2001年(平成13年) | 9,744 | 5,015 | [* 46] |
2002年(平成14年) | 9,451 | 4,855 | [* 47] |
2003年(平成15年) | 9,220 | 4,751 | [* 48] |
2004年(平成16年) | 9,028 | 4,693 | [* 49] |
2005年(平成17年) | 9,051 | 4,709 | [* 50] |
2006年(平成18年) | 9,122 | 4,745 | [* 51] |
2007年(平成19年) | 9,290 | 4,839 | [* 52] |
2008年(平成20年) | 8,993 | 4,685 | [* 53] |
2009年(平成21年) | 8,605 | 4,468 | [* 54] |
2010年(平成22年) | 8,382 | 4,348 | [* 55] |
2011年(平成23年) | 8,305 | 4,309 | [* 56] |
2012年(平成24年) | 8,516 | 4,433 | [* 57] |
2013年(平成25年) | 8,982 | 4,663 | [* 58] |
2014年(平成26年) | 9,212 | 4,754 | [* 59] |
2015年(平成27年) | 9,591 | 4,959 | [* 60] |
2016年(平成28年) | 9,831 | 5,072 | [* 61] |
2017年(平成29年) | 10,100 | 5,203 | [* 62] |
2018年(平成30年) | 10,418 | 5,364 | [* 63] |
2019年(令和元年) | 10,365 | 5,344 | [* 64] |
2020年(令和 | 2年)[東急 2]7,353 | ||
2021年(令和 | 3年)[東急 3]8,389 | ||
2022年(令和 | 4年)[東急 4]9,291 | ||
2023年(令和 | 5年)[東急 1]9,786 |
駅周辺
[編集]駅のすぐ南側を東急目黒線が走る。駅東側は、南北から東京科学大学のキャンパスの敷地に挟まれている。また、駅のすぐ南西は世田谷区奥沢である。
官公庁・公共施設
[編集]- 碑文谷警察署緑が丘交番
教育機関
[編集]郵便局 ・ 金融機関
[編集]- 目黒緑が丘郵便局
交通
[編集]バス路線
[編集]駅南側に緑が丘駅バス停がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 東急の駅、p.141。
- ^ “大井町線標準時刻表 緑が丘駅 溝の口方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ “大井町線標準時刻表 緑が丘駅 大井町方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 緑が丘駅バリアフリー化前の当駅(東京急行電鉄ホームページ・インターネットアーカイブ)。
- ^ “輸送の安全確保―ホームの安全対策”. 東京急行電鉄. 2018年4月12日閲覧。
- ^ 目黒区 東急大井町線緑が丘駅の改良及び駅周辺整備(インターネットアーカイブ)。
- ^ 区勢要覧 - 目黒区
- ^ 世田谷区の統計書 - 世田谷区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
出典
[編集]- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和31年 (PDF) - 16ページ
- ^ 昭和32年 (PDF) - 16ページ
- ^ 昭和33年 (PDF) - 16ページ
- ^ 昭和34年
- ^ 昭和35年
- ^ 昭和36年
- ^ 昭和37年
- ^ 昭和38年
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年
- 東急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月13日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月13日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 緑が丘駅(各駅情報) - 東急電鉄
- 東急大井町線緑が丘駅(安田アトリエ・インターネットアーカイブ・2021年時点の版)
- 佳作 東急大井町線緑が丘駅(鉄道建築協会賞、作品部門、2013年度受賞・インターネットアーカイブ・2022年時点の版)