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下里知足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

下里 知足(しもざと ちそく、寛永17年11月18日1640年12月30日)? - 宝永元年4月13日1704年5月16日))は、江戸時代前期の俳人[1]。通称は勘兵衛、のちに金右衛門[1]。諱は吉親、法名は寂照。子に下郷蝶羽[2]下郷亀世[3]らがいる。

尾張国鳴海村の庄屋をつとめる傍ら、井原西鶴松尾芭蕉ら多くの俳人・文人と交流[1]。鳴海六俳仙の一人。現存する西鶴の書翰7通のうちの4通は知足に宛てたものである。

2023年には愛知県名古屋市緑区鳴海町に千代倉家(下郷家)の所蔵品を展示する千代倉歴史館が開館した[4]

著作

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  • 『千鳥掛』
  • 『多日万久羅』

脚注

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  1. ^ a b c 下里知足』 - コトバンク
  2. ^ 下郷蝶羽』 - コトバンク
  3. ^ 下郷亀世』 - コトバンク
  4. ^ 第1回 芭蕉と鳴海千代倉家”. 千代倉歴史館. 2024年9月28日閲覧。

参考文献

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  • 森川昭『下里知足の文事の研究 第一部 日記篇』(和泉書院、2013年)
  • 森川昭『下里知足の文事の研究 第二部 日記篇、第三部 年表篇』(和泉書院、2015年)

外部リンク

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