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下原下駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下原下駅
しもはらした
SHIMOHARASHITA
殿城口 (0.3 km)
(0.8 km) 本原
所在地 長野県小県郡真田町大字下原
所属事業者 上田交通
所属路線 真田傍陽線
キロ程 7.9 km(電鉄上田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1928年昭和3年)1月10日
廃止年月日 1972年(昭和47年)2月20日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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下原下駅(しもはらしたえき)は、かつて長野県小県郡真田町(現・上田市)に存在した上田交通真田傍陽線の駅。真田傍陽線の廃線と同時に廃駅となった。

概要

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殿城口駅から本原駅までは北方面にまっすぐ線路が伸びていたが、当駅はその区間の中間地点である本原村大字下原(後に真田町大字下原、現在は上田市真田町下原)に設置された。

駅名は下原地区の南部であったからという説があるが、詳しくは不明である。

歴史

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  • 1928年昭和3年)1月10日:上田温泉電軌北東線の伊勢山 - 本原間開通に伴い開業[1]
  • 1939年(昭和14年)8月30日:上田温泉電軌の社名変更および線名改称に伴い、上田電鉄菅平鹿沢線の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)10月21日:会社合併に伴い、上田丸子電鉄の駅となる。
  • 1960年(昭和35年)4月1日:線名改称に伴い、真田傍陽線の駅となる。
  • 1969年(昭和44年)6月1日:上田丸子電鉄の社名変更に伴い、上田交通の駅となる。
  • 1972年(昭和47年)2月20日:真田傍陽線の廃線に伴い廃止。

駅構造

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駅舎を有する単式ホーム1面を持つ駅員配置駅で、駅員が切符を販売していた[2]。ホームは線路の東側(真田傍陽方面に向かって右側)に位置した[2]。朝夕の混雑が激しい駅であった[2]

駅間距離がわずか300 mだった殿城口駅との間には当時建物などさえぎるものが無く、当駅から殿城口駅の様子がはっきり見えた[2]

廃止後の状況

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殿城口 - 真田間は国道144号のバイパス(現在は本線)となり、当駅も跡地が国道として利用されている。駅は廃止後に上田交通→上電バス→上田バスバス停留所「下原」となっている。

隣の駅

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上田交通
真田傍陽線
殿城口駅 - 下原下駅 - 本原駅

脚注

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  1. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報 1928年1月16日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ a b c d 信濃毎日新聞社出版部 編『鉄道写真集 上田丸子電鉄の記憶 丸子線・真田傍陽線・別所線』2022年6月、130 - 131頁。 

関連項目

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