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上野幌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 札幌市 > 厚別区 > 上野幌
上野幌
札幌厚別公園競技場
上野幌の位置(札幌市内)
上野幌
上野幌
北緯43度1分10秒 東経141度28分20秒 / 北緯43.01944度 東経141.47222度 / 43.01944; 141.47222
日本
都道府県 北海道
市町村 札幌市
行政区 厚別区
人口
2017年(平成29年)1月1日現在[1]
 • 合計 11,192人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
004-0031〜33、39
市外局番 011[2]
ナンバープレート 札幌

上野幌(かみのっぽろ)とは、札幌市厚別区の地名。同区内の南東端に位置し、南で清田区平岡公園東、南西で清田区平岡と隣接する。

また、市街地の東には厚別町上野幌があり、北広島市と隣接している。

歴史

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1885年(明治18年)、小ヶ口石松ら、数戸の入植者により開拓が始まる[3]

1889年(明治22年)、街道の開削により広島方面から札幌へ来る馬追いたちの休憩場として栄えるようになる[3]。特に薄野の芸妓・立花が駅逓所も兼ねた店を出していたため、地区の通称も「立花」となった[3]。この繁栄は千歳線が開通した1918年(大正7年)まで続いた[3]

1924年(大正13年)、「日本酪農の父」宇都宮仙太郎と娘婿の出納陽一が宇納牧場を開設する[4]1927年(昭和2年)、仙太郎の長男の宇都宮勤がアメリカから日本に帰国し、宇納牧場を分割する形で宇都宮牧場を開設[4]。なお、宇納牧場の残りは出納牧場として独立した[4]

1975年(昭和50年)、上野幌が都市化してきたため、宇都宮牧場は長沼町へと移転する[4]

1987年(昭和62年)、住居表示の実施により市街地が「厚別町上野幌」から「上野幌○条○丁目」へと改められる[5]

住所

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町丁 郵便番号
上野幌1条1丁目〜6丁目 004-0031
上野幌2条1丁目〜6丁目 004-0032
上野幌3条1丁目〜6丁目 004-0033
厚別町上野幌 004-0039

施設

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上野幌の施設

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厚別町上野幌の施設

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脚注

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  1. ^ 札幌市 (2017年3月15日). “人口統計”. 札幌市. 2017年3月20日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年3月30日閲覧。
  3. ^ a b c d 『札幌地名考』p.81
  4. ^ a b c d 片岡 2012, p. 227.
  5. ^ 札幌市 - 住居表示実施地区-厚別区

参考文献

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  • 『札幌地名考』さっぽろ文庫1
  • 片岡秀郎『札幌歴史散歩』ヒルハーフ総合研究所、2012年7月14日。ISBN 978-4-9906400-0-2 

外部リンク

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