上田洋子
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上田 洋子(うえだ ようこ、1974年 - )は、日本のロシア文学者、ロシア演劇研究者[1]。ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)(早稲田大学・2009年)[2]。編集者。株式会社ゲンロン代表取締役。 2023年度日本ロシア文学会大賞を受賞[3]
来歴
[編集]- 東京都生まれ、大阪府育ち[4]
- 豊中市立第十三中学校
- 大阪府立箕面高等学校
- 京都産業大学外国語学部言語学科ロシア語専修[5]
- 早稲田大学大学院文学研究科ロシア文学専攻
- 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館[6]
- 株式会社ゲンロン
著書
[編集]監修・翻訳
[編集]- 『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)
- 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β4-1』(調査・監修、ゲンロン、2013)
- 『歌舞伎と革命ロシア』(共編著、森話社、2017)
- 『プッシー・ライオットの革命』(監修・解説、DU BOOKS、2018)
- 『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)
関連文献
[編集]- 『ネットとストリートの戦争と平和 ロシアの反戦アクティヴィズムについて』(ゲンロン14、2023)
- 『演劇に自由はあるのか、あるいは可視化された孤独の問題』(ゲンロン15、2023)
- 『思想』2024年8月号 特集:鈴木忠志「言葉と身体の再祝祭化──鈴木忠志の演劇と批評と国際交流」(岩波書店、2024)
展示企画
[編集]- 「種の起源:ロシアの現代美術――私たちは生き残ることができるのか」(美術展図録、翻訳、共訳。「ロシアの現代美術」実行委員会、2006)
- 「ヤング・アグレッシヴ――ロシア現代芸術における挑発的なスピリット」(美術展図録、翻訳、共訳。武蔵野美術大学美術資料図書館、2008)
- 「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」(展示図録。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 2010年)[7]
- 「ひっくりかえる展」Chim↑Pomがキュレーション(ワタリウム美術館、2012) *ロシアのアート集団「ヴォイナ」の通訳
脚注
[編集]- ^ “「複合的思考・融合教育入門」で本学卒業生の上田 洋子さんが講義”. 京都産業大学. 2021年11月30日閲覧。
- ^ 上田, 洋子 (2009). シギズムンド・クルジジャノフスキイ研究 .
- ^ “日本ロシア文学会”. 日本ロシア文学会. 2023年12月5日閲覧。
- ^ “(4ページ目)上田洋子 ロシア兵は悪の鬼「オーク」なのか|国際|中央公論.jp”. 中央公論.jp. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “キャンパスマガジン「サギタリウス」 | 大学広報 | 大学紹介 | 京都産業大学”. www.kyoto-su.ac.jp. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “(4ページ目)ゲンロン社長 上田洋子 インタビュー(前編) 「すこし贅沢に作りましょうという気持ちになったことで、すごくいい本にすることができた」|文化|中央公論.jp”. 中央公論.jp. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “上田 洋子 (Yoko Ueda) - 書籍等出版物 - researchmap”. 2020年10月閲覧。
外部リンク
[編集]- Yoko Ueda 上田洋子 (@yuvmsk Yoko Ueda) - X(旧Twitter)
- 上田洋子のロシア語で旅する世界УРА! - シラス