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上弓削神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上弓削神社
所在地 熊本県熊本市東区弓削町258
位置 北緯32度50分55.9秒 東経130度47分17.9秒 / 北緯32.848861度 東経130.788306度 / 32.848861; 130.788306座標: 北緯32度50分55.9秒 東経130度47分17.9秒 / 北緯32.848861度 東経130.788306度 / 32.848861; 130.788306
主祭神 孝謙天皇
社格 旧村社
創建 不明
別名 弓削法皇社
例祭 10月15日
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上弓削神社(かみゆげじんじゃ)は熊本県熊本市にある神社白川左岸の弓削町に鎮座するが、対岸の弓削神社とともに弓削神社と総称される場合もある。弓削法皇社ともいう。

祭神

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孝謙天皇(女帝、女神)を祀るが、白川の対岸、龍田町弓削の弓削神社が女神であるのに対し道鏡を祀るとの説もあった[1]。また、夜毎に男神が飛び石を伝って対岸の女神(弓削神社)の許へ通い逢瀬を楽しんでいたとも伝える[2]

農作物の豊穣や、夫婦円満、子授けの信仰を集める。

由緒

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近世には法皇宮や法皇社と称された[3][1]。時期不明ながら、若杉某という者が神体を守護して勧請したのに創まるという[1]

祭祀・信仰

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近世の祭日は9月25日[1]、現在は10月15日。

古く毎年正月15日(小正月)に15歳未満の村の童子が境内のの枝を歳の数だけ手に挟む風習があり、また神社近くの河畔に袖振石と手掛石という神石があり、村の娘が嫁ぐ夜になるとこの両石が大層湿ったという[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e 『肥後国誌』巻之五。
  2. ^ 熊本県観光連盟、「弓削神社」(平成23年2月25日閲覧)。
  3. ^ 北島雪山『国郡一統志』寺社総録部。

参考文献

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  • 後藤是山編『増補校訂肥後国誌』上巻(大正5年九州日日新聞社印刷部刊の復刻版)、青潮社、昭和47年
  • 『角川日本地名大辞典 43熊本県』、角川書店、昭和62年

関連項目

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外部リンク

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