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三間安市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三間 安市(みつま やすいち 、1903年明治36年)8月3日 - 1974年昭和49年)2月7日)は、日本実業家日本鉱業の社長や会長、日本鉱業協会会長などを歴任した。従三位勲一等

来歴・人物

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岐阜県生まれ[1][2]。1924年長崎高等商業学校(現長崎大学)卒業[3]。1925年東京商科大学(現一橋大学本科入学[4]。1928年同卒業[1]久原鉱業入社[1]

鉱山統制会原価計算課長などを経て[1]、1946年日本鉱業常務取締役[1]。1957年日本鉱業取締役社長[5]。1962年日本鉱業協会会長[6]。1963年藍綬褒章受章[7]

1968年には田中清玄及び中山素平の日本自主原油開発油田確保計画に基づき、アブダビ石油を設立し[8]、同社取締役社長に就任[9]。1969年日本鉱業取締役会長[10]共同石油取締役会長[11]。1973年勲一等瑞宝章受章[12]。1974年叙従三位[13]

脚注

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  1. ^ a b c d e 人事興信録 第15版 下
  2. ^ 「三間安市/張康夫/96~97」人物往来 9(1);1 (人物往来社, 1960-01-01)
  3. ^ 官報 1924年03月26日
  4. ^ 官報 1925年03月23日
  5. ^ 日本鉱業(株)水島製油所『水島製油所二十年の歩み』(1984.06)
  6. ^ 「新会長,副会長挨拶 /三間安市/ p2~2」鉱山 15(4)(153) (金属鉱山会, 1962-04)
  7. ^ 官報昭和38年本紙第11063号 9頁
  8. ^ シナン・レヴェント「聞き書き 福田康夫元総理「中東」関係回想録 : 認識と政策」立教法学 巻 100, p. 53-117, 発行日 2019-03-31
  9. ^ 官報昭和43年本紙第12445号 20頁
  10. ^ 日本鉱業(株)水島製油所『水島製油所二十年の歩み』(1984.06)
  11. ^ 共同石油(株)『共同石油20年史』(1988.03)
  12. ^ 官報昭和48年本紙第14060号 6頁
  13. ^ 官報昭和49年本紙第14138号 15頁


先代
岡部楠男
日本鉱業社長
1957年 - 1969年
次代
河合尭晴
先代
久留島秀三郎
日本鉱業協会会長
1962年 - 1963年
次代
楢原良一郎