三船忠志
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三船 忠志(みふね ただし、1938年[1] - )は、日本の機械工学者。大阪工業大学工学部機械工学科元教授、工学博士(大阪大学)。大阪工業大学校友会参与。
略歴
[編集]1963年大阪工業大学工学部機械工学科(「計測研究室」; 増尾竜一研究室)卒業。同大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了。のちに、大阪大学大学院にて工学博士号を取得[2]。大阪工業大学工学部機械工学科助手・講師・助教授などを経て、同学科教授。大阪工業大学校友会参与[3]。
30年近くの長きに渡り大阪工業大学機械工学科にて教鞭を執り、特に高専(奈良工業高等専門学校、阿南工業高等専門学校)との共同研究など高大連携に貢献した。また、機械工学科「Mの会」(旧:増尾竜一計測研究室同窓会「竜の子会」) [4]委員を歴任した。
主な所属学会は、日本機械学会、計測自動制御学会など。 主な著書は、基礎機械工学演習シリーズ 材料力学演習 〈入門編〉(共著、槙書店1981、学術書)など[5]。
主な研究
[編集]- 増尾竜一, 前田親良, 三船忠志, 村上和雄, 谷本三千秋「計数はかりのミスカウントの確率」『計測自動制御学会論文集』第9巻第3号、1973年、257-261頁、doi:10.9746/sicetr1965.9.257。
- 増尾竜一, 三船忠志「弾性支点を用いたてこの感度」『計測自動制御学会論文集』第4巻第2号、1968年、203-208頁、doi:10.9746/sicetr1965.4.203。
- 三船忠志, 増尾龍一「柱の最終強度におよぼす端末拘束の影響 : 修正secant式による考察」『日本機械学会論文集 A編』第50巻第450号、1984年、225-229頁、doi:10.1299/kikaia.50.225。
- 三船忠志, 濱田實, 増尾龍一「内周が自由で外周が混合境界条件を有する円輪板の曲げ問題」『日本機械学会論文集 A編』第57巻第540号、1991年、1829-1833頁、doi:10.1299/kikaia.57.1829。
- 浜田実, 井上豊, 水嶋巌, 三船忠志, 森沢吉孝「周縁を部分的に支持または固定された円板の曲げ」『日本機械学会論文集 A編』第52巻第476号、1986年、958-962頁、doi:10.1299/kikaia.52.958。
- 三船忠志, 増尾龍一, 坪田晴介「円筒殻の軸圧縮座屈に関する簡易モデル」『構造工学論文集.B』第31号、1985年、123-134頁、ISSN 09108033。 (要購読契約)
脚注
[編集]- ^ Web NDL Authorities
- ^ 三船忠志『混合境界条件を有する円板の曲げ問題に関する研究』 大阪大学〈博士 (工学) 乙第5820号〉、1992年。doi:10.11501/3064573。hdl:11094/38436。NAID 500000092066 。
- ^ 大阪工業大学校友会
- ^ http://tatsunoko3.tank.jp/mnokai/mnokai0/mnokai0.html
- ^ [https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784837504917 基礎機械工学演習シリーズ 材料力学演習 〈入門編〉]