三浦為恭
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三浦 為恭(みうら ためやす、宝永3年(1706年) - 安永4年7月14日(1774年8月8日))は、紀州藩家老三浦家4代当主。
養父は三浦為隆。実父は為隆の弟の中川元宣。正室は三浦為隆の娘。養子は三浦為脩。幼名虎太郎。諱は為親、為恭。通称左近将監。官位は従五位下長門守、遠江守。
経歴
[編集]宝永3年(1706年)紀州藩士中川元宣の子として生まれる。享保7年(1722年)、叔父で父の実兄である三浦為隆の婿養子となり、藩主徳川宗直の御前で元服。享保12年(1727年)紀州藩家老となり2000石を賜る。享保17年(1732年)養父の家督と知行1万5000石を相続。享保18年(1733年)宗直に従い江戸に出府して将軍徳川吉宗と世子家重に拝謁。同年従五位下長門守に任官。延享4年(1747年)桃園天皇即位の祝賀使を務める。宝暦7年(1757年) 遠江守に遷任。宝暦10年(1760年) 将軍家重が右大臣となり江戸城で拝賀する。同年藩主徳川宗将の八男為脩を養子に迎える。明和元年(1764年)朝鮮通信使の供応を務める。明和4年(1767年)長門守に遷任。安永4年(1774年)7月14日死去。享年70。
参考文献
[編集]- 東京大学史料編纂所「三浦系図伝」